Jenni Vartiainen (フィンランド)まとめ
Jenni Vartiainen (フィンランド)まとめ
皆様お久しぶりです。
今回はフィンランドの女性アーティスト、Jenni Vartiainen(イェンニ・ヴァルティアイネン)をご紹介。生Jenniを見たフィンランド人の知り合いによれば彼女は「フィンランドで一番美しい女性」だそう。
女性ヴォーカルグループとしてデビューした当時は目立っていなかったが、ソロとなってからの人気/楽曲には目を張るものがある。
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Gimmel 時代
当初は「なんとかアイドル」系の番組、「Popstars」から女性3人組のグループGimmel(ギンメル、グループ名はヘブライ文字のアルファベットの3番目、gimelから来ている。)のメンバーのひとりとして2002年にデビュー。Gimmelは当初は4人組のはずであったが、口論が絶えずひとり抜けたとのことである。(ちなみに私の知人の親戚がJenni以外のGimmelメンバーのひとりだったりする。)
「Etsit muijaa seuraavaa」2002年10月25日リリース(リンクは曲のビデオ)
グループの初シングル(Jenniは右で歌っている)であるこの曲は、数日でゴールド、1週間ちょっとでプラチナム入りし、4週間チャートで1位を保持した。
『Lentoon』11月22日
ファーストアルバム『Lentoon』はフィンランドアルバムチャート1位を3週間記録、8万5000枚以上を売り上げ、その年最も売れたアルバムに。
「Roviolla」2003年1月27日リリース
アルバムからのセカンドシングルであるこの曲は初登場3位を記録した。
フィンランドの音楽の祭典「Emma-gaala 2003」では「ベスト・ポップ/ロック新人」、「デビューアルバム・オブ・ザ・イヤー」、「その年一番売れたアルバム」賞を受賞している。
『Kaksi kertaa enemmän』2003年夏
同年夏にはセカンドアルバムをリリース。このアルバムからの曲「Harmaata lunta」はこんな曲だ。
『Pisaroita ja kyyneleitä』2004年
彼女達のサードアルバム。
「Pisaroita ja kyyneleita」
こちらはサードアルバムのタイトルともなっている曲のミュージックビデオ。Jenniは黒い服を着ている女性、2分6秒あたりから彼女のソロパートが始まる。
そして2004年10月にグループは解散する。グループは解散しているものの、ベスト版アルバム『Collections』が2007年にリリースされている。
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ファーストアルバム『Ihmisten edessä』
「Tunnoton」2007年4月
Gimmel解散後はソロとして活動を始めてから初めてのシングル。ビデオは美しくなめかましさも感じさせる。どうでもいいが来年の干支であるウサギも出てくる。ビデオの監督はフィンランドの映画監督Dome Karukoski。曲はこのiTunesリンクから視聴、購入が可能だ。

『Ihmisten edessä』2007年9月
ソロとしてのファーストアルバム、先のシングルはこのアルバムからのファーストシングル。プラチナ入りしたこのアルバムは3万3000枚以上を売り上げた(人口530万ほどのフィンランドではこれでもかなり売れたほうだ)。アルバムの視聴、購入はこちらからどうぞ。

「Ihmisten edessä」2007年
アルバムタイトルにもなっているこの曲は、このアルバムからシングルリリースされ最も成功した曲。チャートでも1位を記録している。レズビアンである主人公が、愛を力に好奇の目を受けながらも好きな女性と手をつなぎ人込みの中を歩く姿を歌った美しい曲だ。Jenni自身もレズビアン、もしくはバイセクシュアルとのことである。
この曲のiTunesリンクはこちら。

日本のiTunesでもこの曲のビデオは販売しているようだ。リンクはこちら。

「Toinen」2007年
アルバムからのシングル。リンクは2008年にタンペレで行われたライブの様子。歌いだす前のJenniの仕草がキュートだ。iTunesリンクはこちら。

「Mustaa kahvia」2008年
アルバムからのシングル。白い帽子をかぶってのライブもかっこいい。クラブエディット版なども入ったEP版「Mustaa kahvia 」の視聴購入がこちらのiTunesリンクからできる。

2009年12月に彼女は、スターバックス(フィンランドには存在しないが…)の行うアフリカのエイズ認知キャンペーン「Love Project」にHigher Groundとともにフィンランド代表として参加、The Beatles(イングランド)の「All You Need Is Love」を歌っている。
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セカンドアルバム『Seili』
『Seili』2010年3月
5万7000枚を売り上げダブルプラチナムとなったセカンドアルバム。
「En haluu kuolla tänä yönä」2010年
今年の夏にフィンランドを訪れた時はラジオでしょっちゅうかかっていた。「En haluu kuolla tänä yönä」は「今夜は死にたくない」と言う意味。
「Nettiin」2010年
軽快なカントリー調の出だしから始まるこの曲は、別れた恋人にネット(Netti)に写真を載せられて…という曲。ビデオの監督はCristal Snow(フィンランド)やChisu(フィンランド、当ブログ記事、彼女はCristal Snowに楽曲提供もしている)のビデオを撮影したり、変わりどころではスキーダイビングのフィンランド記録を持っていたりもするMisko Iho。
「Missä muruseni on」2010年
今年10月ごろフィンランドのラジオでよくかかっていた。途中から入るドラムの音はサーミ人の間で伝統的に用いられる楽器の音のようだ。
流れ星に風が吹くよう願いをかける
風が吹き、私はあなたの手が頬に触れるのを感じる
私の愛しい人のいるところでは風が彼の髪と戯れる
どうか彼に愛していると、私は待っていると伝えて
といった歌詞の感動的な曲。泣ける。
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このほかに日本から購入可能な彼女の歌は以下のとおり:
『Tilkkutakki, Vol. 2』
「パッチワーク / Tilkkutäkki」というクリスチャンソングを集めたコンピアルバムシリーズの第2弾に収録されている「Martin Luther Kingin Laulu」(フィンランドのゴスペル歌手Jaakko Löyttyがオリジナルか?)。

『Tilkkutäkki 3』
同第3弾収録の「Olet Valveilla - Abendlob」。

『Mestaria Kunnioittaen - Tribuutti Tapio Rautavaaralle』
フィンランドの歌手/俳優/陸上競技選手(オリンピック金メダリスト)であるTapio Rautavaara(Wikipediaには日本語記事まで:タピオ・ラウタヴァーラ)のトリビュートアルバム収録の「Paivansade ja menninkainen (Lite Grann Från Ovan)」などがある(このアルバムではChisuも「Kulkuriveljeni Jan」を歌っている)。
皆様お久しぶりです。
今回はフィンランドの女性アーティスト、Jenni Vartiainen(イェンニ・ヴァルティアイネン)をご紹介。生Jenniを見たフィンランド人の知り合いによれば彼女は「フィンランドで一番美しい女性」だそう。
女性ヴォーカルグループとしてデビューした当時は目立っていなかったが、ソロとなってからの人気/楽曲には目を張るものがある。
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Gimmel 時代
当初は「なんとかアイドル」系の番組、「Popstars」から女性3人組のグループGimmel(ギンメル、グループ名はヘブライ文字のアルファベットの3番目、gimelから来ている。)のメンバーのひとりとして2002年にデビュー。Gimmelは当初は4人組のはずであったが、口論が絶えずひとり抜けたとのことである。(ちなみに私の知人の親戚がJenni以外のGimmelメンバーのひとりだったりする。)
「Etsit muijaa seuraavaa」2002年10月25日リリース(リンクは曲のビデオ)
グループの初シングル(Jenniは右で歌っている)であるこの曲は、数日でゴールド、1週間ちょっとでプラチナム入りし、4週間チャートで1位を保持した。
『Lentoon』11月22日
ファーストアルバム『Lentoon』はフィンランドアルバムチャート1位を3週間記録、8万5000枚以上を売り上げ、その年最も売れたアルバムに。
「Roviolla」2003年1月27日リリース
アルバムからのセカンドシングルであるこの曲は初登場3位を記録した。
フィンランドの音楽の祭典「Emma-gaala 2003」では「ベスト・ポップ/ロック新人」、「デビューアルバム・オブ・ザ・イヤー」、「その年一番売れたアルバム」賞を受賞している。
『Kaksi kertaa enemmän』2003年夏
同年夏にはセカンドアルバムをリリース。このアルバムからの曲「Harmaata lunta」はこんな曲だ。
『Pisaroita ja kyyneleitä』2004年
彼女達のサードアルバム。
「Pisaroita ja kyyneleita」
こちらはサードアルバムのタイトルともなっている曲のミュージックビデオ。Jenniは黒い服を着ている女性、2分6秒あたりから彼女のソロパートが始まる。
そして2004年10月にグループは解散する。グループは解散しているものの、ベスト版アルバム『Collections』が2007年にリリースされている。
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ファーストアルバム『Ihmisten edessä』
「Tunnoton」2007年4月
Gimmel解散後はソロとして活動を始めてから初めてのシングル。ビデオは美しくなめかましさも感じさせる。どうでもいいが来年の干支であるウサギも出てくる。ビデオの監督はフィンランドの映画監督Dome Karukoski。曲はこのiTunesリンクから視聴、購入が可能だ。
『Ihmisten edessä』2007年9月
ソロとしてのファーストアルバム、先のシングルはこのアルバムからのファーストシングル。プラチナ入りしたこのアルバムは3万3000枚以上を売り上げた(人口530万ほどのフィンランドではこれでもかなり売れたほうだ)。アルバムの視聴、購入はこちらからどうぞ。
「Ihmisten edessä」2007年
アルバムタイトルにもなっているこの曲は、このアルバムからシングルリリースされ最も成功した曲。チャートでも1位を記録している。レズビアンである主人公が、愛を力に好奇の目を受けながらも好きな女性と手をつなぎ人込みの中を歩く姿を歌った美しい曲だ。Jenni自身もレズビアン、もしくはバイセクシュアルとのことである。
この曲のiTunesリンクはこちら。
日本のiTunesでもこの曲のビデオは販売しているようだ。リンクはこちら。
「Toinen」2007年
アルバムからのシングル。リンクは2008年にタンペレで行われたライブの様子。歌いだす前のJenniの仕草がキュートだ。iTunesリンクはこちら。
「Mustaa kahvia」2008年
アルバムからのシングル。白い帽子をかぶってのライブもかっこいい。クラブエディット版なども入ったEP版「Mustaa kahvia 」の視聴購入がこちらのiTunesリンクからできる。
2009年12月に彼女は、スターバックス(フィンランドには存在しないが…)の行うアフリカのエイズ認知キャンペーン「Love Project」にHigher Groundとともにフィンランド代表として参加、The Beatles(イングランド)の「All You Need Is Love」を歌っている。
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セカンドアルバム『Seili』
『Seili』2010年3月
5万7000枚を売り上げダブルプラチナムとなったセカンドアルバム。
「En haluu kuolla tänä yönä」2010年
今年の夏にフィンランドを訪れた時はラジオでしょっちゅうかかっていた。「En haluu kuolla tänä yönä」は「今夜は死にたくない」と言う意味。
「Nettiin」2010年
軽快なカントリー調の出だしから始まるこの曲は、別れた恋人にネット(Netti)に写真を載せられて…という曲。ビデオの監督はCristal Snow(フィンランド)やChisu(フィンランド、当ブログ記事、彼女はCristal Snowに楽曲提供もしている)のビデオを撮影したり、変わりどころではスキーダイビングのフィンランド記録を持っていたりもするMisko Iho。
「Missä muruseni on」2010年
今年10月ごろフィンランドのラジオでよくかかっていた。途中から入るドラムの音はサーミ人の間で伝統的に用いられる楽器の音のようだ。
流れ星に風が吹くよう願いをかける
風が吹き、私はあなたの手が頬に触れるのを感じる
私の愛しい人のいるところでは風が彼の髪と戯れる
どうか彼に愛していると、私は待っていると伝えて
といった歌詞の感動的な曲。泣ける。
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このほかに日本から購入可能な彼女の歌は以下のとおり:
『Tilkkutakki, Vol. 2』
「パッチワーク / Tilkkutäkki」というクリスチャンソングを集めたコンピアルバムシリーズの第2弾に収録されている「Martin Luther Kingin Laulu」(フィンランドのゴスペル歌手Jaakko Löyttyがオリジナルか?)。
『Tilkkutäkki 3』
同第3弾収録の「Olet Valveilla - Abendlob」。
『Mestaria Kunnioittaen - Tribuutti Tapio Rautavaaralle』
フィンランドの歌手/俳優/陸上競技選手(オリンピック金メダリスト)であるTapio Rautavaara(Wikipediaには日本語記事まで:タピオ・ラウタヴァーラ)のトリビュートアルバム収録の「Paivansade ja menninkainen (Lite Grann Från Ovan)」などがある(このアルバムではChisuも「Kulkuriveljeni Jan」を歌っている)。
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