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Puracane(アメリカ)

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今日紹介するのはアメリカのPuracane。 トリップホップ/エレクトリックとか、ジャンルはそんな感じ。もともとは、楽器担当のDavid Biegel(他にも Bugs というバンドや、もっとエレクトリック寄りのソロプロジェクトの The Other Side / Anonymous をやっているとか)とヴォーカルのAli Rogers(Barbie Complexボーカルでもある。Trickyの申し出を断ったことがあるとか。)によって結成されたグループ。その後ギターのKnox ChandlerとピアノのSusan Elingerが加わる。後にはドラムのAndrew Griffithsやギター/バイオリン担当のTony Diodore、ベース担当David LeatherwoodやDrew Thurlowなどがいたり。 現在はヴォーカルのAliと、セカンドアルバムカラ参加のJuan Masotta(ギター/プログラミング)、Chris Lee(バス)、Andrew Griffiths(ドラム)で活動しているようだ。 ---------- このバンドの曲で私のお気に入りの曲は、2000年リリースのファーストアルバム『Things You Should Leave Alone』収録の「Summertime Rolls」。明るい感じの曲に、どこか浮遊感が漂う感じがある、ノリのいい曲で私のお気に入りだ。YouTubeには上がっていないがiTunesのこちら> から視聴できるのでぜひ聴いていただきたい。 アルバムはiTunesから購入できる他、amazonではレコード盤も扱っているようだ。左がiTunesのアルバムページへのリンク。 *amazonの方は12インチLPレコード盤なのでご注意。

Moulin Rouge - 『Boys Don't Cry』日本語版も大ヒットのスロベニアのハイエナジーグループ

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Moulin Rouge(スロベニア)は、ヴォーカルのAlenka Šmidová-Čenováとソングライター、キーボード、プロデューサーを兼ねているMatjaž Kosiからなるグループ。名前はもちろんあの映画にもなったフランスのキャバレーからきている。 元々はVideosex(当時はスロベニアじゃなくユーゴスラビア)とシンセポップグループにいたMatjaž Kosiがバンドを脱退し作ったのが、Moulin Rouge。バンド設立の1985年当時は3人の男性からなるバンドだったのだが、ヴォーカルのAlenkaとMatjažとの二人バンドになるのは1987年のこと。1988年にはユーロビジョンに向けたユーゴスラビアの国内予選で「Johnny je moj」が5位となっている。その後1990年まではアルバムを出していたものの、一時活動を停止していたのか、2000年にはバンド名を「Moulin Rouge 2010」と改め、Matjažと新たなボーカルKarmen Plazarで活動再開したようだ。 Wikipediaの解説ではこのバンドは「ドイツ、スカンジナビア、アメリカ、イタリア、そして特に日本のエレクトリックダンスミュージックファンのあいだで成功を収めた」とされている。 国際的にヒットしたのは1987年の「High Energy Boy」と、1988年の「Boys Don't Cry」。 アルバムタイトルにもなっている「Boys Don't Cry」を聞いたときは Stock Aitken Waterman (UKのプロデューサーチーム。以下SAW)がプロデュースしてるのかと思った。それくらいSAW的で楽しい感じが好きで、そしてヨーロッパ訛りの英語に萌える人にはたまらないかもしれない。 だが私にとっては楽しいだけのメロディーはつまらない。なので言っちゃ悪いが、「その程度」かと思ったのだ。しかし!他の曲を聞いてみると、ただ「SAWっぽい」だけではないことがわかってきた。と共に、彼らの音楽の面白さに気づいた。