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5月, 2011の投稿を表示しています

デンマークのエレクトロポップグループAntillesの新EP『Antilles E.P.』

デンマークのエレクトロポップグループAntillesの新EP『Antilles E.P.』 まずはAntilles自体の経歴を 公式サイト のバイオグラフィーページからご紹介。 1999年にDaniel WitkowskiさんのソロプロジェクトとしてスタートしたAntilles。初期はシンセサイザーを使ったインストゥルメンタル楽曲中心のグループだった。2000年にはAlphaville(ドイツ)のファンコントリビュートCD『We heard the Call』に「Jerusalem」のカバー版を提供している。 後にインストゥルメンタルに飽きてきたDanielさんはヴォーカルを探すことに。オーストラリア、メルボルンにあるビクトリア芸術大学で音楽と即興ヴォーカルを学んだフォークシンガーであるAnne Christineが目に留まる。彼女にエレクトロポップヴォーカリストとしての才能を見たDanielさんはAnneさんをAntillesのヴォーカリストとして迎え入れる。 2005年にAntillesとして初めてAnneさんがヴォーカルを担当したのは、もともとインストゥルメンタル曲だった「A Different Place」。以後公式にAnneさんをヴォーカルとして活動が始まる。 2006年には「You & Me」(今回紹介する『Antilles E.P.』にはエクステンデッドバージョンが収録されている)と「Something New」を収録。徐々にレコード会社やDJの注目を集めていく。 2007年にはフランスのシンセポップコンピレーションアルバムに「You & Me」が収録された他、何枚かのコンピに曲が収録されている。 2008年にはデビューアルバム『Something New』をドイツのエレクトロニック系レーベルMajorDigitalからリリース。日本でもこちらのiTunesストアから視聴/購入可能だ: 2010年にはAnneさんはロンドンに移りソロとして活動を開始。彼女に代わるヴォーカルを公募。何十人もの応募者の中から選ばれたのはジャズやソウル系のシンガー、Jasmin Gabayさん。 2011年3月からは新アルバムに向けレコーディングを開始しているそうだ。 彼らの曲は マイスペースページ でいくらかフルレン

Melba Moore(アメリカ) V.S. Dannii Minogue(オーストラリア) 「This Is It」

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Melba Moore(アメリカ) V.S. Dannii Minogue(オーストラリア) 「This Is It」 知り合いが急に「This is it ♪」と歌い出したので「Dannii Minogueの曲だよね」と言ったところ「違う」と言われたので調べてみた。 ~~~~~~~~~~ オリジナルはMelba Moore(アメリカ)。1967年にミュージカル『ヘアー』のオリジナルキャストとしてキャリアをスタートさせている。そんな彼女の5枚目のアルバム『This Is It』からのシングルにして最初の大ヒット曲がこの1976年の「This Is It」だ。USダンスチャートでは2位、UKチャートでは9位を記録している他、スウェーデンチャートでは19位となったようだ。 iTunesでは『Live in NYC』版しか見つけることができなかったが、こちらのリンクから視聴/購入可できる。 Amazonからは超高値がついた『This Is It』 もしくは同じく高値になっているベスト盤『This Is It: Best of』 を購入するという手もあるが、こちらのAmazonのMP3販売サービスからは曲のみをお手頃価格で購入することも可能だ。 1971年のグラミー賞では「ベスト・ニュー・アーティスト」にノミネートされ、75年のセカンドアルバム『Peach Melba』でもグラミー賞にノミネート、76年の「This Is It」に続くシングル「Lean on Me」では「女性ベスト・R&B・ヴォーカル・パフォーマンス」、86年の「Read My Lips」では「女性ベスト・ロック・ヴォーカル」にノミネートされている。1982年の「Love's Comin' At Ya」も同じくUSダンスチャートで2位、米R&Bチャートでは5位。1986年にFreddie Jackson(アメリカ)とデュエットした「A Little Bit Moore」 は米R&Bで1位、同年の「Falling」 も同チャート1位を記録している。 ~~~~~~~~~~ さて、Kylie Minogueの妹、Dannii Minogue(オーストラリア)版は、1993年の彼女のセカンドアルバム『Get into You』に収録。PVはロサンゼルスで撮影され、Dannii

Lady GagaやRihannaの妄想歌を歌うフィンランドのグループ「笑うウインナーズ」 Nauravat Nakit(フィンランド)

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Lady GagaやRihannaの妄想歌を歌うフィンランドのグループ「笑うウインナーズ」 Nauravat Nakit(フィンランド) 最近流行っているという、ラジオ局Iskeläお付きの合唱団的な存在?のNauravat Nakit(笑うウインナーズ)。有名ポップ歌手を題材にした変な歌を歌っているので紹介しよう。 「キミの胸を触りたい」とか「君にウィンナーをあげたい」といったようなヒワイ系の歌詞なのだが… jos pääsisin kanssasi samaan hissiin, niin varmasti tarttuisin ti ti ti ti もしキミと同じエレベーターに乗ったら、触っちゃうだろうねキミのオッパパパ といったように、エレベーターの「Hissiin」と胸を意味する「Tissiin」が韻を踏むけど、それをあえて言いきらないあたりが人気の理由だろうか。 sun videot ja levyt ei mahdu mun hyllyyn, mä voisin sua suudella py py py py キミのビデオや動画は僕の棚に収まりきらない、キスしてあげるよキミのオシシシ こちらは、棚「Hyllyyn」とオシリ「Pyllyyn」。 Nauravat Nakit - Lady Gaga 彼らのアホっぷりにハマってしまった方。嬉しいことにというか、意外にも日本のiTunesストアからも購入できるので、是非こちらのリンクからどうぞ。 彼らの新曲「Rihanna」もどうぞ。 こちらはより直球な歌詞で「キミを思ってベッドを濡らした」みたいな内容で、その点つまらないとも言えるっがキャッチーさは上か。