Songs For Japan

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2012年12月29日土曜日

アメリカでも人気 Icona Pop(スウェーデン) - 『Iconic EP』

Icona PopはAino JawoとCaroline Hjeltによる女性シンセポップデュオ。2010年から活動しているようだ。
フランスのKitsunéレーベル(Digitalismの投稿で説明したやつ)のコンピ『Vol. 10-Kitsuné Maison: Fireworks Issue』に彼女たちのデビューシングル「Manners」がExtended Versionで収録されており、それがかなり気に入ったので手に入れた。

収録コンピ自体もかなりオススメ。iTunesで試聴/購入できる他、Amazonからも購入可能:








2012年12月3日月曜日

Dragonette(カナダ)『Fixin to Thrill』 おや?この声はGoldfrappじゃないよな…?

昔のポリゴン格ゲーキャラみたいな角ばった輪郭の中に女性の顔、首から下は、遠目に見ると剥き出しの筋肉にも見える赤い鳥の羽、強烈なイメージにジャケ買い。

もちろんGoldfrappがヴォーカルなわけではない。だがGoldfrapp(イングランド)の、特に『Black Cherry』や『Supernature』あたりの楽曲が好きなら気に入ると思う。

ただ、Goldfrappは、独特のお上品さをもった歌い方で通すのに対し、Dragonette(のヴォーカルMartina Sorbara)は、いい例えが浮かばないが…例えばMarina & The Diamonds(ウェールズ)とかのようにはっちゃけるとこでははっちゃけたり(?)、色々と声色を変えた歌い方をしてくれている。それが楽曲により面白みを出していて、先に上げたGoldfrappのアルバムよりも自分の好みに合う感じだ(Goldfrappは『Felt Mountain』に限るね)。

『Fixin to Thrill』は彼らのセカンドアルバムで、US Dance/Electronic Albumsでは21位、US Heatseekers Albumsでは37位を記録。




リードシングルでアルバムタイトルともなっている「Fixin to Thrill」のミュージックビデオを見てみよう。こちらはもっとLykke Li(スウェーデン)ぽい声か。




Goldfrappを期待して聴いた人は幻滅したと思うが、騙されたと思ってセカンドシングルの「Easy」をお聴きいただきたい。まさにGoldfrappの持つ何かがそこにはあるのだ…

2012年11月29日木曜日

最高にかっこいいRobyn(スウェーデン)「Call Your Girlfriend」

『Body Talk Pt.1』、『Body Talk Pt.2』を購入後、すっかり『Body Talk Pt.3』が出ているのを忘れていたのだが、偶然YouTubeで「Call Your Girlfriend」を目にして思い出し、購入に。USホット・ダンス・クラブ・ソングスで1位、ベルギー(フランダース)チャートで8位を記録しているこの曲だが、まずはビデオをどうぞ。何も凝ったことはしていない、カット無しでRobynただ一人が歌い踊るだけのビデオなのだが、最高にかっこいい。



この「Call Your Girlfriend」は、第54回グラミー賞のベスト・ダンス・レコーディング部門にもノミネートされている。

でも結局購入したのは『Body Talk Pt.3』の方



ではなく、『Pt.1』、『Pt.2』、『Pt.3』3つのEP/ミニアルバムの「ベストな曲」ばかりを集めたフル・アルバム『Body Talk』の方。

iTunesでも試聴購入できる

アルバムはスウェーデンのチャートで2位、USダンス/エレクトロニック・アルバムで3位、ノルウェーで8位など。(EP『Body Talk Pt.3』自体もUSビルボードのダンス/エレクトロニック・アルバムで7位を記録している。)

米のコメディー・バラエティー番組『Saturday Night Live』でのライブパフォーマンスはミュージックビデオにも増してかっこいいのでこちらもぜひご覧あれ。

2012年11月22日木曜日

Nightwish(フィンランド)の映画『Imaginaerum』明日公開、『アラン・ウェイク』も出演

フィンランドのシンフォニック・メタル・バンド、Nightwishの7枚目のスタジオ・アルバムで、2011年にリリースされた『Imaginaerum』と同名の映画が、フィンランドで明日11月23日より公開となる。

映画はフィンランドとカナダの合作で、ストーリーはNightwishでキーボードと作曲を担当するTuomas Holopainenと、本作監督のStobe Harjuによるもの。筋書きとしては、認知症を持つ年老いた作曲家が、唯一覚えている子供の頃のことを思い出し、その世界を冒険する、みたいな感じか。もちろんNightwishのメンバーたちも出演している。予告編を見てみよう。





なお、フィンランド生まれのゲーム『アラン・ウェイク』(Alan Wake)の主役としてお馴染み、『空耳フィンランド語』ブログでは、フィンランドの携帯会社のCMの記事でもご紹介したIlkka Villiが出演している。このトレーラー内1:30あたりに出てくるのが彼だ。また「テレビでメイキングを見た」というフィンランドの友達によると、「ゴーグルをつけた白いモンスター」を演じるのも彼なんだそうだ。なんでも被り物をつけての演技だったようで、「周りがよく見えないし聞こえない中での演技は大変だった」と語っていたとか。

追記:こちらがそのメイキングドキュメンタリー「Road To Imaginaerum」。主にフィンランド語で話されるが、英語の部分もあるので頑張れ。Ilkka Villiは5:35秒辺りから登場。7:05ではスタントマンだろうか、別の人が中に入っているが、22分あたりから彼が白いヤツ中に入ってる姿を見ることができる。





2012年11月21日水曜日

Laleh(スウェーデン) - 「Vårens Första Dag」とスウェーデン語と英語(とフィンランド語)

前回はLalehのフォースアルバム『Sjung』に収録されている「Some Die Young」をご紹介したが、今回は同アルバムに収録されている「Vårens Första Dag」をご紹介しよう。この曲は、「Some Die Young」に続くセカンドシングルだ。だがファーストシングルが英語で歌われていたのに対し、この「Vårens Första Dag」は(曲名に丸や点々がついていることからも推測できるように)スウェーデン語の歌である。



元々この曲のメロディーの感じが好きだったのだが、最近はすっかりこの曲にはまってしまった。

それにはこの曲には直接関係のないもう一つの理由がある。

2012年10月16日火曜日

ノルウェー連続テロ事件の追悼歌になった Laleh(スウェーデン)「Some Die Young」 追記:AmazonでCD買った

LalehことLaleh Pourkarimは、1982年生まれのシンガーソングライター。北イランに生まれ、1歳の時に両親とともにアゼルバイジャン、ミンスク、そしてチーダホルムの難民キャンプへと逃れる。12歳の時にスウェーデンへと移り住んだ彼女は、スウェーデン第二の都市ヨーテボリの高校で音楽を学んだ。2000年にはスウェーデンのコメディー映画『Jalla! Jalla!』で大きな役を演じているが、2005年に音楽業界へと転向。英語やスウェーデン語で歌う他、彼女の両親の母語であるペルシャ語でも歌う。

今回ご紹介するのは2012年1月にリリースされた彼女のフォースアルバム『Sjung』から、「Some Die Young」。まるでディズニー映画か何かの様な楽しげなオープニングで始まる曲だが、「若くして死ぬ人もいるけど、まだ行かないで、あなたに伝えたいことはまだたくさんあるから」という歌詞。同じくスウェーデンの女性歌手Septemberの「Satellites」を彷彿とさせる、髪や布の流線的なカーブが美しいミュージックビデオとなっている。



オンライン上や新聞記事などで、77人が殺害された2011年のノルウェーの連続テロ事件の追悼歌的に受けとめられており、それもあってかノルウェーでの人気は高い。また、事件から1年後の今年7月22日にはノルウェーのオスロでメモリアルコンサートが開かれ、Lalehはこの曲を歌っている。YouTubeのコメント欄にはこんなコメントも

Zaru7t10:今日、僕の弟(22歳)の葬儀で父がこの曲をリクエストしてた。これまでこの曲は聞いたことがなかったんだけど、この美しい曲は永遠に僕にとって特別な思い出になった。安らかに眠れ。

ちなみにLalehの父親は、1994年にサマーキャンプで溺れている女性を助けようとして溺死(女性の方は一命を取り留めた)しており、当時12歳程度だったLalehはその様子を目撃している。

この曲「Some Die Young」スウェーデンのシングルチャートでは9位どまりなものの、ノルウェーでは1位、フィンランドで15位、デンマークで38位を記録。




収録アルバム『Sjung』(英語で言うと「Sing」という意味)曲の歌詞は主に、「アウトサイダー」として新たな環境に入って行くことなどをテーマにしているようだ。スウェーデンのアルバム・チャートで4週連続1位、そしてノルウェーのアルバム・チャートでも1位を獲得。スウェーデンでは4万枚以上を売上プラチナを達成している。



こちらのAmazonリンクから購入できるのだが、画像もなく怪しめ。なので私自身がこのリンクを通じて買ってみた。結果この商品(EAN: 5053105068227)はちゃんと『Sjung』だった。パッケージには「Made in England」のシールが貼られていた他、嬉しいことにCD2枚組。1枚はアルバム『Sjung』なのだが、もう一枚はEP『Tolkningarna』で、ボーナストラック扱いのようだ。以下現物の写真。



この『Tolkningarna』は、2011年にスウェーデンのテレビ番組『Så mycket bättre』でLalehが歌った歌6曲が収録されたもの。番組は、スウェーデンの有名な歌手たちがほかの参加者歌手たちの歌を新たな「Tolkningarna / 解釈」で歌うというもの。Lalehの出演シーズンの他の参加者たちはTimbuktu、Eva Dahlgren、Lena Philipsson、E-Type、Tomas Ledin、Mikael Wieheとなっている。『Tolkningarna』収録曲の中でも「Ängeln I Rummet」(オリジナルはEva Dahlgren)は、スウェーデンシングル・チャート6位、ダウンロードチャートで1位を記録している他、「Here I Go Again」(E-Typeによって1998年に発表されたオリジナル版は、スウェーデンとフィンランドチャートで1位を記録)もスウェーデンデジタルチャートで1位。「Just Nu」(Tomas Ledin)と「Alla vill till himmelen men ingen vill dö」(Timbuktu)もデジタルチャートで25位を記録。Lalehは、スウェーデンのデジタルチャートに同時に10曲が存在するという記録を打ち立てた(その内9曲がトップ40に入っている状態)。

さて、いきなりフォースアルバムからの紹介となったが、以下に彼女のこれまでのアルバムなども紹介しよう。

2012年9月24日月曜日

フィンランド発のロックンロールバンド Bulldamage(フィンランド)

以前紹介したCoprofagi(フィンランド)のボーカル、Jussiの新バンドBulldamageをご紹介。デスメタル寄りだったCoprofagiとは違い、Bulldamageはロックンロールバンドだ。

バンドメンバーはヴォーカルのJussi、ベースのRony、そしてドラムのNikoから成っている。Jussi曰くどのメンバーも「いつもスゲークールな奴ら」だそう、「とはいっても、女の子にモテるのは一番ハンサムな俺だけどな…冗談、俺らみんなケツ顔だよ」と、笑いも交えて語る。

基本的にBulldamageはクールなバンドってこと、俺達が歌うのはバイクや、女、そして鳥のように自由でいることさ。だが俺達は平凡な「ロックンロールバンド」とは違う、俺達自身のサウンドとリフがある。重要なのは俺達は偽善はしないし、誰のコピーもしないってことさ。

俺達のルーツとなってるのは、エクストリーム・メタルとクラシックなロックンロール、ブルースとカントリーが融合、発展したものかな。あと、もちろんフィンランドの冬には実質リハーサルルームに住んでるようなもんだしな。

「有名なった暁には素晴らしい日本ツアーもする」と宣言するJussiは、Coprofagiの時のインタビュー記事からもわかるようにBORISを始めとする日本のバンド好きでもある。Jussiはこう語る。

まだまだそこには至ってないけど、日本の伝説的ロック・ポップ・ヘヴィーバンド、BORISみたいなサウンドに達したいな。もちろんBORISのような音を作りたいって言う訳じゃなくて、彼らと同じくらいクールなサウンドを作ってみせるぜ。

9月18日にリリースされたばかりのBulldamageのデジタルアルバム『Horny Hound』はBandcampのBulldamageページから全曲フルに試聴可能なほか、購入も同サイトからできるようになっている。

他のページまで行くのが面倒だという方はここにアルバムタイトルともなっている力強くノリがいい「Horny Hound」を埋め込んだのでお聴きあれ。





BandcampのBulldamageページからは、各曲を再生中に曲名横に表示される「lyrics」をクリックすると歌詞が表示される。

こちらのバンドのFacebookページからも最新情報がチェックできる:Bulldamage

Bulldamageは今年11月1日と2日にはロンドンでのライブも決定している彼ら、今後の活躍が楽しみだ。

2012年9月1日土曜日

スペース・ナチがやってくる!フィンランドで『Iron Sky』(アイアン・スカイ)を観た。

『Iron Sky』は、一部でカルト的な人気を誇るフィンランドのSF映画『Star Wreck: In the Pirkinning』(未見!)の製作者たちにより作られた、「月の裏にナチが!?」というコメディーSF映画。フィンランド・ドイツ・オーストラリア合作で、日本では9月28日から公開される。日本版予告編はこんなだ。



ヴァルハラで会おう」


Rotten Tomatoesのレビューも、IMDbのレビューもそれぞれ40%、6.4/10と決して高い方ではなく、作りが甘い部分も見られたが、前評判や予告編から受けた印象を裏切り大いに楽しめた。ナチ・スペースシップやその戦闘シーンのCGも(予想を裏切り)見応えがあった。ただし、ウド・キアーのファンにはちょっと物足りないかも。「帝国軍のマーチ」に似た曲(しかもスペースナチではなく、米軍が出てくるシーンで掛かりだす)や、ヘルメットに記された「1138」など、ジョージ・ルーカスへのオマージュや、『スタートレック』的なシーン、映画にもなったゲームシリーズ『ウイングコマンダー』などへの言及もあり、SFオタクにも見逃せない映画だ。

本作は、大きな映画/テレビ会社が「世間の目」を恐れて盛り込めないであろう類の(トレイ・パーカーとマット・ストーンの作品はそうではないと言えるが)社会風刺やナチネタ、人種ネタを詰め込んだ作品となっている。後述のDVD特典コメンタリーでも(もちろん前述のようにSFファンにもたまらない要素は満載なものの)「SFと言うよりは政治風刺戦争コメディー」と言われているように、風刺のなかにはプロパガンダ批判もあれば、アメリカの、そして世界各国の資源確保にかける欲望、国連を舞台に北朝鮮や日本、もちろんフィンランドをネタにしたものも。その中でも特にアメリカへの風刺が強く、サラ・ペイリンをパロった米国大統領だったり、独善的で支配欲が強かったり、黒人を「自分をより良く見せるための宣伝材料」として見ていたり/としてしか見ていなかったり、対テロリスト戦争では(敵国の)子供を含む民間人の巻き添えも厭わない、なんて有様だ。

2012年8月31日金曜日

弱冠18歳、柳原可奈子似の歌姫Diandra(フィンランド)「Outta My Head」

DiandraことDiandra Floresは今年のフィンランド版『アイドル』(第6シーズン)の優勝者。チリ出身の父親と、フィンランド人の母親を持つ1994年生まれ、弱冠18歳の歌手だ。

2004年には、フィンランドの子供向け歌コンテスト『Staraoke』(「スター」と「カラオケ」をかけてる)で優勝している。

デビューアルバム『Outta My Head』は、『アイドル』優勝のたったの2ヶ月後、2012年6月にリリースされた。アルバムはフィンランドのアルバムチャートで1位を記録している。

テレビ曲の「今後放映する映画」のコマーシャルにも採用され、キャッチーでパワフルなサビで人気、アルバムタイトルともなっているセカンドシングル「Outta My Head」をどうぞ。




お次はアルバムからのファーストシングルのくせにアルバムではボーナストラックとして入っている「Onko Marsissa Lunta?」

2012年8月24日金曜日

Carly Rae Jepsen(カナダ)「Call Me Maybe」とNSFWな口パクパロディーの数々。

カナダはブリティッシュコロンビア州出身の26歳、Carly Rae Jepsen。カナダ版『アイドル』のシーズン5で3位となった彼女は2008年にデビュー・アルバム『Tug of War』をリリースしているが、2012年2月には別のレコード会社から新EP『Curiosity』をリリースしている。今年9月にはセカンドアルバム『Kiss』をリリース予定だ。





『Curiosity』からのリードシングルであるこの曲「Call Me Maybe」は2011年9月のリリース後、本国カナダはもとより、オーストラリア、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ニュージーランド、ポーランド、スコットランド、スロヴァキア、南アフリカ、スイス、UKシングル、USビルボードHot 100、ベネズエラのチャートで1位を記録という快挙をなしとげている。

また、この曲により彼女はAvril Lavigne(カナダ)の「Girl Friend」以降初めてビルボードHot 100でシングルが1位となったカナダ人女性アーティストであり、同Hot 100でデビューシングルが1位となった女性アーティストとしてはKeshaの「Tik Tok」以降初めて(そして、両曲ともに9週連続1位)だそうな。

そんでもって、この曲の口パク/リップシンク動画が流行っている。流行曲の口パクビデオなんてそう珍しくもないが、面白いのは有名人までやってる動画があるということと、もうひとつはアッチ系の動画が多いということ。まずはこの動画をご覧あれ。なんと、Justin Bieber(カナダ)にSelena Gomez(アメリカ)、Ashley Tisdale(アメリカ)、そしてテレビ番組『Big Time Rush』内のバンドBig Time Rushの面子が出てきて歌ってるのだ。

2012年8月20日月曜日

Donkeyboy(ノルウェー) 元気の出る変ダンス曲 「City Boy」

彼らのMySpaceにWarner Musicの人が目につけ、契約に至ったという、アメリカンドリームならぬ、ノルウェージャンドリームでもなく「インターネットドリーム」を実現しちゃったノルウェーの5人組バンド。

彼らのセカンドアルバム『Silver Moon』に収録されている「City Boy」が頭の中でヘビーローテーション中なので、今日はこの曲とアーティストについてご紹介。ビデオも素敵なのでまずはご覧あれ。



2011年11月リリースのこの曲、ノルウェーのシングルチャートと、デンマークのチャートでも1位となった他、今もよく流れているここフィンランドでも7位を記録している。こちらのiTunesリンクから試聴購入可能だ:



さて、時を遡って2009年。

2012年7月25日水曜日

音楽業界の話

たにみやんアーカイブ』さんのところの投稿「音楽業界はどうヤバくてどうヤバくないかの話」が興味深い話題なのでこちらでシェアさせてもらおう。

アルバムは無料で提供して、ライブ(と関連商品)「だけ」で稼ぐアーティストもいると聞く。

このブログではちなみに3年ほど前に「音楽業界の未来」と題した記事を載せている。

2012年5月28日月曜日

『World of Warcraft』好きのエレクトロポップアーティスト Lights(カナダ)

まずは去年リリースの彼女のセカンドアルバム『Siberia』から「Toes」をお聞きいただこう。



カナダはオンタリオにValerie Anne Poxleitnerとして生を受けるものの、2000年代に本名を「Lights」に改名。幼少期はオンタリオの他にもフィリピン、ジャマイカ、バンクーバーなどで過ごしたようだ。

2006年頃に、音楽業界の内幕を描いたTVシリーズ『Instant Star』のために音楽を作りはじめ、その後自らも歌うように。2008年にはカナダやアメリカをツアーし、2008年には「Drive My Soul」がカナダのHot 100チャートで18位に。彼女の初期のミュージックビデオはNHKの子供向け番組みたいな感じだ。先に紹介した「Toes」とのギャップもお楽しみあれ。

2012年5月14日月曜日

BBC Worldではロンドンオリンピックでおなじみ? Ellie Goulding(イングランド) 『Lights』 / 『Bright Lights』


本ブログでも以前映画『キックアス』のOSTで紹介した「Starry Eyed」を歌っているEllie Goulding。今回彼女のファーストアルバム『Bright Lights』を買ったのでご紹介。

『キックアス』OSTは彼女の歌う「Starry Eyed」1曲で購入に至ったこともあり、『Lights』は以前から購入しようと思ってはいたのだが、なぜか購入には踏み切れないでいた。でも、最近BBC World News(ケーブルテレビとかで見れる英国国営放送の国際版チャンネル)でしょっちゅう放送されるロンドンオリンピック関連番組「London Calling」のCM(こちらのリンクから御覧いただける。本家のミュージックビデオよりかっこいいかも。)に、アルバムタイトルともなっている「Lights」が使用されていることもあり(ヘビーローテションの力とはすごいものだ!)購入した。

まずはUS版『Lights』と『Bright Lights』に収録(UK版『Lights』には未収録なのでご注意!)されている「Lights」をご覧あれ。



2012年4月26日木曜日

Digitalism(ドイツ)


Jens "Jence" Moelleとİsmail "Isi" Tüfekçiによるドイツのデュオ。レコーディングは、ドイツ、ハンブルグにある彼らが所有する、掩蔽壕(第二次大戦の時のものだとか)でしているとのこと。

デビューアルバム『Idealism』はどこよりも先に日本で発売されており、日本では東芝EMIから2007年5月9日に、フランスでは「Kitsuné」レーベル(*後述)から2007年5月21にリリースとなっている。US Top Electronic Albumsチャートでは6位を記録している他、日本とベルギー(Flanders)チャートでは20位を記録。

収録曲「Idealistic」「湾岸」でおなじみ、『ミッドナイト クラブ: ロサンゼルス』のトレーラーに使われている他、海外Wii版の『Just Dance 2』に収録されている(残念ながらそれの日本版となる『JUST DANCE Wii』には未収録のようだ)。




2012年3月13日火曜日

LMFAO「Party Rock Anthem」のシャッフルダンスをかっこ良く踊ってみよう!




短距離走のウサイン・ボルト選手だって踊ってるシャッフルダンス。かっこよく踊ってみたくはないだろうか?

家庭用ゲーム機のダンスゲーム、『ダンスセントラル2』のDLCや、(ダンス好きには物足りない)『ジャストダンス3』でも踊れるのだが、やっぱり本物のシャッフルの方が断然かっこいい。

でも、どうやったらシャッフルをかっこ良く踊れるのだろうか?踊り方を教えてくれるビデオを探してみよう!

2012年2月28日火曜日

Lana Del Rey (アメリカ) - 『Born to Die』



あれは先月のこと。フィンランドからスウェーデンに行くフェリーだったろうか。フェリーのベッドに恋人と横になって、寝る前にテレビを見た。その時点で私たちが別れることは、ふたりともわかっていた。最後の二人旅。

テレビではLana Del Reyが「Video Games」を歌っていた。その気だるげな歌い方が、彼女のとの楽しかった日々を懐古的に思い出させ心に残った。そして彼女のもとを去ってからもお気に入りの歌手となったのだった。

まあ、他人さまにとってはくだらない個人的な話(実話だが)は置いておいて、「Video Games」を聴いてもらおうか。



これがフェリーで見たもの。イギリスの「Later with Jools」という番組でのライブ版だ。ハリポタのDaniel RadcliffeがDel Reyを紹介しているSNL版もこちらで見ることができる他、ミュージックビデオも存在する。シングルはドイツとUKインディーチャートで1位、オーストリア、ベルギー(Flanders)、スイスのチャートで2位、フランス、オランダで3位を記録した。

続いて「Born to Die」のビデオをどうぞ。




この2曲でガツンとヤラれてしまった私はもちろんアルバムを購入した。デラックス版を。ところがどうだろう、Amazonのレビューは賛否両論だ。それもそのはず。この気だるさオンリーで構成されているのは「Video Games」と「Born to Die」しかないのだから。彼女の歌の魅力は、この2曲にも含まれているが、この2曲だけで彼女の歌の持つ世界観を見るのはお門違いだ。逆にその2曲の気だるさから彼女を敬遠している人も多いようだが、ぜひもっとDel Reyの別の曲も聴いて欲しい。かなり別の歌い方をする彼女を聴くことができるし、より危険で魅力的な彼女の世界を味わって欲しい。

2012年2月21日火曜日

Veronica Maggio(スウェーデン) まとめ


Veronica Maggioは、1981年生まれ、イタリア系スウェーデン人のシンガーソングライター。

2006年3月にデビューシングル「Dumpa mig」をリリース。スウェーデンシングルチャートで14位となる。こちらがそのミュージックビデオ:






その後7月にリリースしたセカンドシングル「Nöjd?」は、同チャートで6位となった。同年Universal Musicと契約、夏にはツアーもしている。サードシングルは10月にリリースされた「Havanna Mamma」。

9月にリリースされたデビューアルバム『Vatten och bröd』は、スウェーデンアルバムチャートで初登場18位、その後14位まで上り詰めた。アルバムはAmazonから購入可能だ。




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続いて2008年3月にはセカンドアルバム『Och vinnaren är...』をリリース。

2012年2月8日水曜日

LMFAO(アメリカ) 『Sorry for Party Rocking』

モータウン創設者Berry Gordyの息子であるRedFoo(Stefan Kendal Gordy、アフロの方、75年生まれ)と、孫であるSkyBlu(Skyler Austen Gordy、86年生まれ)により2006年に結成されたグループ。グループ名LMFAOは「Laughing My Fucking Ass Off」の略。

まずはアルバム『Sorry for Party Rocking』からのファーストシングル「Party Rock Anthem」feat Lauren Bennett and GoonRockをどうぞ。





3月にパーティーでノリ過ぎたRedfooとSky Blueのふたりは昏睡状態に。その次の日、彼らのシングル「Party Rock Anthem」が世に送り出された。28日後…

もちろん「28日後…」は映画『28 Days Later』へのオマージュだ。映画『American Gangster』などに出演している俳優Malcolm Goodwinが、ゲーム『Left 4 Dead』のLouisのパロディーキャラを演じている。

オーストラリア、オーストリア、ベルギーFlanders、カナダ、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、ニュージーランド、スコットランド、スロヴァキア、韓国、スイス、UK Dance、UK Singles、USビルボードHot 100、US Pop Songsで1位を獲得。ベルギーWallonia、US Hot Dance Club Songsで2位、ブラジル、ノルウェー、スウェーデンで3位など、もの凄いヒットとなった。ニュージーランドでは11週、オーストラリアでは10週連続の1位だったとか。イギリスだけで100万コピー売れており、世界での累計ダウンロード販売数は2012年1月時点で970万以上だという。

David Guetta(フランス) 「Turn Me On」 ft. Nicki Minaj(アメリカ)とMadonna(アメリカ)feat Nicki Minaj & M.I.A.(イングランド)「Give Me All Your Luvin'」




フランスのDJ、David Guettaと、 トリニダード・トバゴ出身のアメリカのシンガー、Nicki Minajによる新曲「Turn Me On」のビデオがかっこよかったのでご紹介。

MinajはGuettaの「Where Them Girls At」でもfeatされてる(feat Flo Rida(アメリカ) and Nicki Minaj)、以前こちらの投稿で紹介している。


David Guetta ft. Nicki Minaj - "Turn Me On"... 投稿者 wonderful-life1989


すでにUS Hot Dance Clubチャートで1位、オーストラリアチャートで3位、USビルボードHot 100、UK Danceで4位などと好成績。こちらのiTunesリンクから視聴/購入が可能だ:


2012年1月29日日曜日

Alexandra Stan (ルーマニア) 追記あり

Alexandra Stan (ルーマニア)

何故か今朝見た夢のなかでAlexandra Stanの「Get Back (ASAP)」が流れていたのでご紹介。

Alexandra Stanはルーマニアに1989年生まれた、シンガーソングライター。「Lollipop (Param Pam Pam)」で2009年にデビュー、2010年には同曲がルーマニアチャートTop 100で18位まで上り詰めている。





「Lollipop (Param Pam Pam)」このとき19歳か。Fergie(アメリカ)の「Fergalicious」からのサンプリングがなされている。





続いて2011年1月にリリースされ大ヒットとなった「Mr. Saxobeat」をご紹介。

2012年1月21日土曜日

Robin(フィンランド) フィンランド版ジャスティン・ビーバー?


フィンランドからわずか13歳のスターが誕生したようだ。彼の名はRobin。(主にその若さから)フィンランド版Justin Bieber(カナダ)とも称されるRobinの曲を早速聞いてみよう。





1月16日にシングルとしてリリースされたこの曲「Frontside Ollie」*のビデオはすでに約200万ビュー(記事を書いている時点で197万1745ビュー)を得ている。広報に関してはソーシャルネットワークに頼っているとのこと。Facebookファンページはこちら>Robin、すでに2万4000以上の「いいね!」がなされている。公式ウェブサイトはwww.robinmusic.fiだ。スウェーデンにも似たような名前のアーティストがいてこのブログでも紹介しているが、あっちはRobynと書く。

*「Frontside Ollie」:「Ollie」(オーリー)はスケートボードの技で、ボードと共にジャンプするようなもの。「Frontside Ollie」は、フロントサイドでオーリーするんだろうな、きっと。うん。


フィンランドのチャンネル4では1月20日に初のTVインタビューが放送された。

2012年1月4日水曜日

Anna Abreu(フィンランド) まとめ



皆様あけましておめでとうございます。2012年最初にご紹介するのは、Wikipedia日本語ページが存在することがまずびっくりなフィンランドの歌手、Anna Abreu。

1990年にポルトガル人の父とフィンランド人の母の間に生まれたAbreau。幼少期、音楽以外にはレゲトンダンスやヴァイオリンが趣味だったそうだ。マルチリンガルな環境で育った彼女はフィンランド語とポルトガル語の他にも英語、スペイン語を流暢に、そしてスウェーデン語は程々に話せるそうだ。

彼女を一躍有名にしたのはTVシリーズ「アイドル」のフィンランド版、「Idols」のシーズン3だ。シーズン3は2006年、彼女が実に16歳の時だった。シーズン中は途中最下位に転落するものの持ち直し、最終結果は2位。1位となったAri Koivunenは57%の票を獲得している。


その後Sony BMG Finlandと契約。ラテン風なデビューシングル「End of Love」を2007年7月にリリース。この曲はシングルチャート8位に食い込んでいる。同年8月リリースのファーストアルバム『Anna Abreu』は発売初週でプラチナム獲得、3万枚を売り上げ、チャートでも1位。フィンランドのアルバムセールス最大級の初週売れ行きとなった。アルバムからのセカンドシングル「Ivory Tower」はチャート5位を獲得、サードシングルは「Are You Ready」。アルバムは2011年の段階で8万6000枚を売り上げ、ダブルプラチナム、そしてフィンランド史上最も売れたアルバム40位にランクイン(Amazonで売られている後述のサードアルバム(米輸入盤)の記載によれば、この売上はフィンランド史上39位だとのこと)。フィンランドの「Idols」出身アーティストの中では一番売れたものとなった。2008年のMTV EuropeMusic AwardsではBest Finnish Actにノミネートされていた。