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2015年8月12日水曜日

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の予告編のあの曲は?


『スパイ大作戦』の映画版シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の予告編に印象的に使用されている曲をご紹介。

この曲「Ready or Not」はThe Fugees(アメリカ)というヒップホップグループによるもの。ラッパーのWyclef Jean、R&B歌手として有名なLauryn Hillなどがメンバー。

曲はUK Singlesで1位、アイルランドとフィンランドのチャートで2位、スウェーデンとオランダで3位となっている。





彼らのセカンドアルバム『The Score』に収録されている。






『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』版の「Rogue Nation Mix」はこちら。








(abcxyz)

2015年3月25日水曜日

フィンランドのポップグループ Aikakone

1995年から1998年に活動した後、2001年から2003年まで活動、一時活動停止時期を挟んで2008年から活動再開している。

95年にはEmmaアワードで新人賞を受賞、同年Radiomafiaの投票で選ばれるベスト・バンド・オブ・ザ・イヤーにも選ばれている。

アルバムは95年に『Tähtikaaren Taa』、96年『Toiseen maailmaan』、98年『Maa』、そして01年『Hear Me Now』を出している他、2010年には『Vuosisadan rakkaustarina』を出している。

95年の『Tähtikaaren Taa』から、チャート2位を記録した「Odota」をどうぞ:





こちらは『Toiseen maailmaan』から、チャート4位を記録した「Neiti Groove」のライブ版





そして『Greatest Hits』収録の「Anna Mun Bailaa (99 Remix)」





Aikakoneというバンド名の意味は姉妹ブログ『空耳フィンランド語』でどうぞ


(abcxyz)

2014年11月8日土曜日

ブロムカンプ新作『チャッピー』の予告編に出てくるあの人達は…南アフリカのレイヴ・ラッパーのDie Antwoordたち!

『第9地区』、『エリジウム』などの監督として知られるニール・ブロムカンプ監督と、両ブロムカンプ作品や『マレフィセント』で知られるシャールト・コプリーが主演ロボット役、そして南アフリカのラップ・レイブグループDie Antwoordの二人が本人役(!)で登場する映画だ。他にも『スラムドッグ・ミリオネア』のデーヴ・パテールやヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーなどの有名ドコロもでるようだ。





これまで『第9地区』、『エリジウム』、両SF作品を通して経済格差や人種差別問題を描いているブロムカンプ監督。今回は人工知能で自我を得たロボットを主人公に、『第9地区』と同じく監督の出身国である南アフリカで撮影されている。どんな作品になるのか非常に楽しみだ。映画についてはKotaku Japanでも多少書かれているのでそちらも参照あれ。

この予告編を見る限り準主役的な役回りのDie Antwoordメンバーたちのことももっと知っていた方が作品を楽しめるだろう。なので今回はDie Antwoordについて軽くご紹介。



Die Antwoordはそれまでにもラッパーとして活躍していたリードラッパーNinja(Watkin Tudor Jones)と、もう一人のラッパーYolandi Vi$$er(Yolandi Visser)そして DJ Hi-Tek。彼らのラップはアフリカーンス語コサ語、英語などを交えて歌われる。この内少なくともNinjaとYolandiが映画『チャッピー』に出演するようだ。

Die Antwoordの音楽/ヴィジュアルスタイルは「Zef・カルチャー」という南アフリカの白人労働者階級のスタイルを取り入れたものだそう。実際にミュージックビデオを見ていただくとその言わんとするところがわかりやすいだろう。

2012年リリースのセカンド・アルバム『Ten$ion』から「Baby's On Fire」を見てみよう。





『Ten$ion』はUSビルボードのHeatseekersアルバムランキングで2位を記録している。









2009年に『$O$』をオンラインで無料リリースしていたが、後にInterscope Recordsと契約し、そちらから再リリース。

こちらは『$0$』から「Enter the Ninja」。メロディーは以前当ブログでもちらっと紹介したJohn Murphy作曲の「Strobe (Adagio in D Minor)」みたいだ。













こちらは2014年発売されたばかりのサード・アルバム『Donker Mag』からリードシングルの「Cookie Thumper」。





「Pitbul Terrier」。最初にピットブルテリアに噛み殺される人がアメリカのラッパーPitbullっぽくて面白い。










(abcxyz)

2014年7月17日木曜日

James Blake(イングランド) 『Overgrown』メランコリックでロマンチックなメロディーのトリップ・ホップ/ポスト・ダブステップ

イングランドのJames Blakeによるセカンド・アルバム『Overgrown』。

私は音楽のジャンルに疎いが、どうやらトリップ・ホップというジャンルが好きなようだ。だけれども、Tricky(イングランド)のヴォーカルにはロマンチックさが足りないし、Portishead(イングランド)も陰鬱すぎ、Airlock(ベルギー)はわざとらしすぎるスクラッチ音が癪に障る。そんな風に感じていた私のツボにピッタリはまったのがこの『Overgrown』。

アルバム収録曲の出だしを初めて聴いた時から虜になったし、何度聴いても聴き止めることができないほど、このアルバムに泥酔してしまった。

アルバムタイトル曲「Overgrown」歌声にザラついたエフェクトをかけていたりするところも、後述の「Take A Fall For Me」のスタイルも、Trickyを思いおこさせるのだけれども、陰鬱さが強調されたTrickyのヴォーカルやそのともすれば雑多な印象も受けるメロディーとは違い、James Blakeのものは雰囲気たっぷりでロマンチック。





「Take A Fall For Me」には、ウータン・クランでの活動のほか、『ゴースト・ドッグ』、『キル・ビル』などの映画音楽や『アフロサムライ』でも音楽を担当していることでも有名なラッパーRZA(アメリカ)がfeatされている。RZAの歌声と、曲のメロディー、ところどころ入る女性の(様に加工された)声、それらが全体的にTricky的な雰囲気を醸し出してはいるが、James Blakeの歌声が救いとなっている。
(ちなみにTrickyの楽曲の女性ヴォーカルはMartina Topley Bird。ソロでも活動している。)





こちらは「Retrograde」のミュージックビデオ。





アルバム『Orvergrown』はオーストラリアダンスアルバム・チャートや、USダンス/エレクトロニックアルバム・チャートで1位、デンマークアルバム・チャートで2位となったほか、2013年のマーキュリー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーも受賞している。