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9月, 2013の投稿を表示しています

ラッパーとペンキと元気まみれ、「フィンランドのジャスティン・ビーバー」ことRobinの新曲「Boom Kah」

Robin の新曲と言っても、アメリカのRobin Thickの物議をかもした「Blurred Lines」のことではない。「初代フィンランドのジャスティン・ビーバー」(*)こと、デビュー当時13歳、 「Frontside Ollie」で一世を風靡したRobin の新曲「Boom Kah」だ。今年発売されたアルバム『Boom Kah』からアルバムタイトル曲でもある「 Boom Kah 」をどうぞ。 *?もう若いポップアーティストをJustin Beiberと形容するのは時代遅れかも知れないが、 2代目が居るとすればIsac Elliot か。彼は楽曲が優れているからその形容詞は相応しくないが。 すっかり成長してしまった感のあるRobinが送る「Boom Kah」、そのミュージックビデオにはフィンランドのラッパーやヒップホッパーたちがゲスト出演している。すでにフィンランドのチャートで4位になっている元気の出る曲、まずはお聞きあれ。 ガジェット系姉妹ブログで紹介した Beats By Dr. DreのStudioシリーズのカラーバリエーションモデルのCM のようにペンキをぶっかけられたり、Robinと非常によく似たアーティスト名で混乱する(人などいないだろうが)当ブログでも大プッシュ スウェーデンのRobynみたく 、ペンキをぶっかけられたり口から何らかの液体を放出したりしている。 フィンランドのラッパーElastinenと、ヒップホッパーBrädiも出てる。FeatされているのはフィンランドのラッパーMikael Gabrielと、ラッパー/ヒップホップアーティストのUniikki。 残念ながら、今のところはAmazonでもiTunesでも販売されていないようだ。しょうがないので、「Boom Kah」に出てきたフィンランドのラッパーやヒップホッパーたちをご紹介しよう。

TehosekoitiとLaura Närhi(フィンランド)、「Hetken tie on kevyt」聴き比べ

空耳曲「玉を取った」で紹介 したLaura Närhiが、Tehosekoiti(フィンランド)の名曲「Hetken tie on kevyt」を歌っていたので、両バージョンをご紹介。 このLaura Närhi版は、2011年にシングルチャート1位、ラジオチャート4位を記録している。また、2012年の映画『Vuosaari』のテーマ曲ともなっており、ミュージックビデオには映画本編からのシーンも使われている。Laura Närhi版のシングルはiTunesストアで扱っている。 オリジナル版を歌ったTehosekoitiは、1991年から2004年まで活動していたロックバンド。2009年に再結成をしたが長くは続かなかったようだ。彼らによる「Hetken tie on kevyt」を聴いてみよう。 Tehosekoitiによるこのオリジナル曲を私が最初に聴いたのは2011年頃だったか。何について歌っているのかはさっぱりわからなかったが、その歌い方とメロディーに魅了されてすぐに曲を買った。 一度聴いただけで好きになったこの曲だが、後に曲中に「Kirsikankukat japanin」(日本の桜)と歌っているところがある事を知った。もしかしたら日本人の感性に訴えかける要素が曲中に存在し、気付かずに好きになっていたのかもしれない。 Tehosekoiti版は『Golden Greats』に収録されている。 ちなみにこちらが映画『Vuosaari』の予告編だ。 ----- 予告編に使われているのはRobbie Williams(イングランド)の「Feel」。 ミュージックビデオ には『ブレードランナー』や『キル・ビル』でもおなじみのダリル・ハンナも出演している。 ----- 最後にTehosekoitiのライブ版もどうぞ。

時代を超え受け継がれる名曲:69年の時を越え歌い継がれる「Kaksi kitaraa」 :追記あり

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古くは1948年のHenry Theel(1917-1989)による版も見つけることができるこの曲「Kaksi kitaraa」(曲タイトルの意味は姉妹ブログの投稿 「kaksi kitaraa 隠し着たら?」 をご参照あれ)。 美貌のフィンランド人歌手Eila Pellinen(1938-1977)によるこれもまた素敵な1958年バージョンもお楽しみあれ。 個人的にはHenry Theel版が好きだが、フィンランドの少し年齢層の高い人たちに人気な音楽ジャンルRautalanka(= Iron wire / 鉄のワイヤー、エレクトリックギターを指している)スタイルで演奏されたバージョンも聞いてみよう。Topi Sorsakoski & Agentsによる演奏版、2007年のライブバージョンだ。 Amazon / iTunesではEila版や Tapani Perttu(1940 -)版も試聴購入可能だ。 追記:友達が1938年に録音されたDallape Orkesteri版を教えてくれた!この曲は元々はロシア民謡だそうだ。

「狐はなんと鳴く?」この曲素敵かも…なんて思ったら大爆笑の渦に Ylvis(ノルウェー) - The Fox *日本語訳つき

出だしからしていかにもなヨーロッパ風のポップソング。歌詞を聴いていなかったらサビ部分が訪れるまで出来のいい曲(スウェーデンのBWOっぽい曲調とも言えるかもしれない)かと思ったらコメディーソングだったという素敵な曲がノルウェーから登場した。ノルウェーのテレビトークショー「YLVIS」が生み出し、現在バイラル化しつつありアメリカでも人気が出てきたという「The Fox」を聴いてみよう。 「パーティーアニマル」とかけているのだろうか、動物に仮装した人々がパーティーをしている出だしから始まる。歌詞の前半は動物の鳴き声ネタであり、またシンプルな英語で歌われていることもあるので英語の勉強にも良いだろう。 せっかくなので適当日本語訳も: 犬はWoofと鳴き、猫はMeowと鳴く、鳥はTweet(さえずり)、ネズミはSqueak(金切り声を上げる *動画中字幕では"squeek"となっている)。牛はMoo、カエルはcroak、そしてゾウはToot。アヒルはQuack、魚はBlub(ブクブク)、アシカはOw ow ow。 でもひとつだけ、だれも知らない音がある…狐はなんと鳴く!? --変な鳴き声の数々-- 大きな青い眼、尖った鼻、ネズミを追いかけ、穴を掘る。小さなその足、丘を登り、急に立ち止まるキミ。キミの毛は赤く、とても美しい。その姿はまるで天使が変装した姿。でももしキミが、フレンドリーな馬に出会ったら、キミはモールス信号(Morse)でお話するの?どうやってその馬(Horse)とお話するの?狐はなんと鳴く!? --変な鳴き声の数々-- 狐の秘密。太古からのミステリー。森深くに隠れていることを、僕は知っている。キミはなんて鳴くの?それを僕達が知る日は来るのか?それはずっとミステリーのまま。なんて鳴くの?キミは僕の守護天使。森のなかに隠れている。キミの音はどんな音?僕等が知る日は来るの?僕は知りたいよ。 AmazonやiTunesで試聴/購入可能となっているので、ハマっちゃった方はどうぞ: