投稿

5月, 2008の投稿を表示しています

Fancy - Flames Of Love

イメージ
Fancy - Flames Of Love いやあ予想以上にブログに時間が割けない。困ったもんだ。ということで、なんだか最近は同名のフランスのグループもいるみたいでややこしいけど、 Schlagerの回 でちらと述べていたFancy。 1984年にSlice Me NiceとChinese Eyesのシングルがヒット、85年にはBoleroがヨーロッパ中でヒット(スペインでは6ヶ月近くトップソングだった。) 86年にはヨーロッパツアーとアメリカのダンスクラブでのライブ。87年に出したのがこのアルバムFlames Of Love。(http://www.last.fm/music/Fancy/+wiki) これがそのタイトルにもなっているFlames Of Love。 ドイツ人の友達によると彼は同性愛者で、 確かにSlice Me Niceの歌詞なんかはストレートの男性が歌うにはかなり勇気がいるかも。 (1分あたりとか女装したNathan Fillionに見えなくもないような。) かなりのお馬鹿さんらしい。TVでインタビューか何かの最中馬鹿にされてるけどそれにも本人気がついていなくて可哀想だったとか。 何故か最近はGreatest Hitsなどと称しPretty Womanや、なんとマイヤヒことDragostea Din Teiまでをカバーしている。なにやってんだか。 Bad Boys Blue(ドイツ)が好きな人はFancyも気に入るだろう。 何曲か同じようなメロディの曲があるし、ただBad Boys Blueとの違いを挙げるとすれば・・・ Modern Talkingを意識して創られたBad Boys Blueはサビ部分でModern Talkingみたいな高音パートがある一方Fancyにはそれがないということぐらいか。 例えばこんな感じ、FancyのAngel EyesはBad Boys BlueのKisses And Tearsに似ている。それともその逆か。 Fancy - Angel Eyes Bad Boys Blue - Kisses And Tears 今回紹介するはずだった(アルバムじゃなくてなんだかFancyの紹介になっちゃったね)このアルバムFancyでは本来のFancyの良さ、そのSchlagerな曲の数々が堪能できる。 1. Flames

Goldfrapp - Wonderful Electric Live in London

Alison GoldfrappとWill GregoryからなるイギリスのGoldfrapp。 Londonでのライブを収録したDVDの2枚組。 Disc1 Live at Somerset House と Black Cherry TourのExtendedドキュメンタリー "Twisted Summer" Disc2 Live at Shepherd's Bush Empire と ドキュメンタリー "Trip to Felt Mountain" 計約2時間40分。 DVDは日本とは リージョンコードが違うため注意 (これに関しては この投稿を参照 )。しかしどちらのドキュメンタリーにもなんと 日本語 、ポルトガル語、スペイン語の字幕付き。 嬉しいね! 私は基本的にFelt Mountainがベストで他のアルバムには興味なんて一切なかった(だってFelt Mountain通しで聞いた後でStrict Machineなんか聞いて御覧よ!)。だけれどもこのライブパフォーマンスやっぱり格好良くてやっぱり気になってきたり。 (結局Supernatureと最新作Seventh Treeを買ったけど、自分の中ではFelt Mountain以上の作品ではない。) これはFelt Mountain収録の僕のお気に入りの曲、Utopia。このPV自体DVDには入っていないけれども両方のディスクで歌ってる姿が拝めます。 メンバーの片割れWill Gregoryが見当たらない気がするDisc1では、ファーストアルバムFelt Mountainからの曲と、持っていないからよく判らないけど多分セカンドアルバムBlack Cherryからの曲。プラス!なんとGoldfrapp的解釈のYes Sir, I Can Boogie。かなりオリジナルからかけはなれていてオリジナルが好きな人には受け入れられないかもしれないがこの選曲が嬉しい驚きであることには変りないだろう。(因みにオリジナルはスペインの女性二人組Baccara) ドキュメンタリーで母親と姉妹が見に来るって言ってる割にはテルミンを使って結構アブナげなパフォーマンスをしていたりも。 Disc2ではファーストアルバムからの曲の数々と“Felt Mountain Revamped”収録でオリ

今日買ったCD 2008年5月5日 ニュージーランド アメリカ

といっても買ったのは一昨昨日なんですが。 そしてブログタイトルに反しどちらともヨーロッパじゃないです。 Flight Of The Conchords - Flight Of The Conchords ニュージーランドのコメディー・フォーク・デュオ、Flight Of The Conchords。 もともとニュージーランドで活躍してたBretとJemaine、後にアメリカに渡りテレビ番組を作成。 その名もFlight Of The Conchords。そして大変興味深いことに番組の内容もニュージーランド出身のミュージシャン二人が渡米しそこで有名になろうと悪戦苦闘するというまさに本人達そのまんまな内容。 そして本アルバムはその番組内で歌われた曲の数々。番組中に流れていたものとは少し曲の感じが違ったり歌詞が増えていたりと番組を何度も見ている人にも楽しめる内容となっている。 ロボットっぽい“Humans Are Dead”、ゆったりしたCyndi LauperのWhat's Going On的な“Think About It”、テンポの速い“Boom”、フランスっぽい“Froux Du Fafa”、Bowieっぽい“Bowie”、ヒップホップっぽい“Hiphopopotamus Vs. Rhymenoceros”などバラエティー豊かな曲も魅力。 たしかこのアルバムの前に彼らはLP、The Distant Futureを発売。そちらのほうは グラミー賞サウンドトラック賞 を受賞しているはず。 面白いのはなんといってもその歌詞だが、英語を勉強中のあなたなら是非番組のDVDをご覧になることをお薦めする。状況と歌詞がマッチしているので歌詞の理解にも役立つし、なんといってもJemainの(無)表情が面白い! Inner City Pressure The Most Beautiful Girl (In The Room) Humans Are Dead I'm Not Crying この曲はThe Distant Furureにのみ収録。 Sello Tape この曲はどちらのCDにも未収録。 また、ニュージーランド出身でニュージーランド人役なので当然ニュージーランド訛りの英語を話すのだが番組ではそれもネタ

本日お薦めの一曲。 Nneka - Heatbeat ドイツ

イメージ
本日お薦めの一曲。 Nneka - Heatbeat ドイツ Last.fmで薦められ聞いてみたこの曲。 Nnekaはナイジェリア生まれ。小さいときは学校や教会のコーラス隊で歌っていたがその語ドイツに移りプロとして活動中。 この曲は特にヨーロッパぽいメロディーと言うわけではなく、どちらかと言えばアメリカやイギリスっぽい印象を受けるメロディー。最初に聞いたときはビートが少しRobyn(スウェーデン) with KleerupのWith Every Heartbeatを思い起こさせたが、今回この曲をお薦めするのはそのメロディーのためでなく歌詞。 (かなり意訳が入っていて曲の意図するところと違うかもしれないし人によって見方も当然違うし、全歌詞を訳さずに一部分だけ載せるとあれだけど、自分の英語能力もあるし、ひとまず。) 1番の歌詞は “私が落ち込んでいるときあなたは傍に居てくれるって言ったのに” と来て、コーラスで “私の鼓動が感じられる?あなたの引き起こしたこの痛みがわかる?” と、普通の恋愛物っぽい雰囲気なのだが2番目から歌詞が “私達はこれがまだ私達のことだと思っているけれどもこれは全部あなたのこと” “あなたは悪と欲望に魂を売り渡し” “無実の人々が死に、長い間上に苦しむ人々” “人々は文明化された武装強盗、現代の奴隷所持者達の下で苦しんでいる。” 社会問題、発展途上国の問題に移り変わりコーラス部の意図するところが変わる。 “私の鼓動が感じられる?あなたの引き起こしたこの痛みがわかる?” そしてその後に続く “侵略され、抹殺され、尋問された、私達の伝統、私達の同胞への愛、私達の所有物、私達の資源、私達のプライド” そしてコーラス “私の鼓動が感じられる?いいえ、あなたには分からない” “私の鼓動が感じられる?あなたの引き起こしたこの痛みがわかる?” しかしこの歌詞。普通に聞く分には“ああ、そうだよな。世界には困ってる人まだたくさん居るよな”で終わってしまうかもしれないが、「世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たち」を読みかけの私にとってはその一言だけで終わらすことの出来ない大きな問題に感じられる。 どうしてもこう日本語にしてしまうと意味が限定されるしそのためにあまり意訳しても元の歌詞と違うだけに感じられるが、特に“Suffer under civili

今日買ったCD2008年4月30日 アメリカ フランス

はい、今日じゃなくて実は昨日買ったCDです。 今回買ったCD3枚中2枚はダンス系アーティストにカバーされたオリジナルの曲を聴くため。 後の一枚はすでに 昨日紹介した スウェーデンの Bodies Without Organs - Prototype 。 まずはこれ、 Don Henley - Building The Perfect Beast アメリカ。 Eagles(アメリカ)のドラマー、リードシンガーの一人でもあるDon Henleyの2作目のソロアルバム。 Boys Of The Summer目当てで購入。それ以外の曲はまだ聴いてない(!)。 DJ Sammy(スペイン)によるカバー版よりもやはりこのオリジナル版のほうが味がある。DJ Sammy版はもっと爽快感があるかな。しかし以外にも曲のテンポはオリジナル版のほうが速い。むむむ。 これがBoys Of Summer。 良いよね。なんだか懐かしさのような、昔の楽しかった日々の記憶をくすぐるような。 DJ Sammy版ビデオはこれ見た後にはとても見れたようなもんじゃない(曲はいいけど)から御自分でお探しください。 Mylène Farmer - Les Mots フランス。 多分日本でもちょっとは名が知れているAlizée(フランス)を手がけた*Mylène Farmerの2枚組み計30曲のベスト版。 勿論Kate Ryan(ベルギー)がカバーしているLibertineとDésenchantée目当て。LibertineはKate Ryan版の方が個人的には好きかな。でもDésenchantéeは断然Mylène Farmer版。 “以外にも”と言うと大分失礼だが、以外にもその他の曲もかなり良い。 *wikipedia30 April 2008, at 04:25 http://en.wikipedia.org/wiki/Myl%C3%A8ne_Farmer#Aliz.C3.A9e ビデオを比較してみよう。Mylene Farmerのものはちょっと過激なものが多いので注意。 まずはLibertineから。 Mylene Farmer - Libertine Kate Ryan - Libertine うーん。 次はDése

Trackback

トラックバック機能をつけてみました。