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Aste(フィンランドのラッパー)まとめ

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Aste(フィンランドのラッパー)まとめ

Asteといっても南米にある日本の電波望遠鏡ASTEではない。フィンランドのラッパーAsteだ。

1985年にフィンランドのコウヴォラに生まれたAsteことJack Sutelainen。

ファーストアルバムは2008年の『AD/HD』。ネーミングは多分AC/DC(オーストラリア)と注意欠陥多動性障害にかけてる。ファーストアルバムからのシングルはフィンランドのロックチャートやディスコチャートに数週間滞在していたとのこと。iTunesストアから視聴/購入可能だ。



その後2009年にはWarner Musicと契約し、6月にアルバム『Surullisiilauluja』をリリース。

「Like a G6」:Far East Movement(アメリカ)とDev(アメリカ)、そしてThe Cataracs(アメリカ)。ついでにKim Kardashian(アメリカ)。

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日中韓比*、ファーイーストな国々からの血が流れるメンバーたちによるグループFar East Movementの大ヒット曲、「Like a G6」。この曲、Far East Movementの曲として知られるが、曲名の正式な表記は「Like a G6 featuring The Cataracs & Dev」となっていることからも分かる通り、The Cataracs(アメリカ)とDev(アメリカ)との共作だ。

*比はフィリピン。

まずはLike a G6をご覧あれ。








ビデオで男性ボーカルパートはFar East Movement、女性パートを歌っているのがDev、ところどころThe Cataracsの面々も出ている。この曲は、USビルボードHot 100、UK R&B、ニュージーランド、韓国で1位。オーストラリア、ベルギー(Ultratop 50 Flanders、Ultratip Wallonia共に)、ブラジルビルボードHot Pop Songsで2位、カナダCanadian Hot 100、USビルボードHot Dance Club、USビルボードRap Songsで3位を記録している。

さて、次にご紹介するのは「Like a G6」で歌っている女性シンガー、Devの「Booty Bounce」だ。

Puracane(アメリカ)

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今日紹介するのはアメリカのPuracane。

トリップホップ/エレクトリックとか、ジャンルはそんな感じ。もともとは、楽器担当のDavid Biegel(他にもBugsというバンドや、もっとエレクトリック寄りのソロプロジェクトのThe Other Side / Anonymousをやっているとか)とヴォーカルのAli Rogers(Barbie Complexボーカルでもある。Trickyの申し出を断ったことがあるとか。)によって結成されたグループ。その後ギターのKnox ChandlerとピアノのSusan Elingerが加わる。後にはドラムのAndrew Griffithsやギター/バイオリン担当のTony Diodore、ベース担当David LeatherwoodやDrew Thurlowなどがいたり。

現在はヴォーカルのAliと、セカンドアルバムカラ参加のJuan Masotta(ギター/プログラミング)、Chris Lee(バス)、Andrew Griffiths(ドラム)で活動しているようだ。

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このバンドの曲で私のお気に入りの曲は、2000年リリースのファーストアルバム『Things You Should Leave Alone』収録の「Summertime Rolls」。明るい感じの曲に、どこか浮遊感が漂う感じがある、ノリのいい曲で私のお気に入りだ。YouTubeには上がっていないがiTunesのこちら>から視聴できるのでぜひ聴いていただきたい。

アルバムはiTunesから購入できる他、amazonではレコード盤も扱っているようだ。左がiTunesのアルバムページへのリンク。


*amazonの方は12インチLPレコード盤なのでご注意。

Moulin Rouge - 『Boys Don't Cry』日本語版も大ヒットのスロベニアのハイエナジーグループ

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Moulin Rouge(スロベニア)は、ヴォーカルのAlenka Šmidová-Čenováとソングライター、キーボード、プロデューサーを兼ねているMatjaž Kosiからなるグループ。名前はもちろんあの映画にもなったフランスのキャバレーからきている。

元々はVideosex(当時はスロベニアじゃなくユーゴスラビア)とシンセポップグループにいたMatjaž Kosiがバンドを脱退し作ったのが、Moulin Rouge。バンド設立の1985年当時は3人の男性からなるバンドだったのだが、ヴォーカルのAlenkaとMatjažとの二人バンドになるのは1987年のこと。1988年にはユーロビジョンに向けたユーゴスラビアの国内予選で「Johnny je moj」が5位となっている。その後1990年まではアルバムを出していたものの、一時活動を停止していたのか、2000年にはバンド名を「Moulin Rouge 2010」と改め、Matjažと新たなボーカルKarmen Plazarで活動再開したようだ。

Wikipediaの解説ではこのバンドは「ドイツ、スカンジナビア、アメリカ、イタリア、そして特に日本のエレクトリックダンスミュージックファンのあいだで成功を収めた」とされている。


国際的にヒットしたのは1987年の「High Energy Boy」と、1988年の「Boys Don't Cry」。

アルバムタイトルにもなっている「Boys Don't Cry」を聞いたときはStock Aitken Waterman(UKのプロデューサーチーム。以下SAW)がプロデュースしてるのかと思った。それくらいSAW的で楽しい感じが好きで、そしてヨーロッパ訛りの英語に萌える人にはたまらないかもしれない。





だが私にとっては楽しいだけのメロディーはつまらない。なので言っちゃ悪いが、「その程度」かと思ったのだ。しかし!他の曲を聞いてみると、ただ「SAWっぽい」だけではないことがわかってきた。と共に、彼らの音楽の面白さに気づいた。

Late Night Alumni(アメリカ) まとめ

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可愛らしく、甘く囁き系の歌声にちょっとダンステイストが入ったアメリカのグループLate Night Alumniをご紹介。歌い方に好き嫌いが別れるところかもしれないが、Lykke Liの歌い方がいけるひと、好きな人はハマれるかもしれない。


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結成~ファーストアルバム『Empty Streets』


2003年、Finn Bjansonが数曲プロデュースした地方のクリスマスCDを聴き、Becky Jean Williamsの声に美しい声とスタイルに感銘を受け、「Empty Street」を作ることとなる。FinnはすでにKaskade(アメリカ)ことRyan Raddonと共に働いていたこともあり、Finn、Kaskade、BeckyでLate Night Alumniを結成。2004年にHed Kandiからフルアルバム制作のオファーを受ける。まだなにか足りないと感じていたFinnが、「一緒に働くきっかけを何年も探していた」というプロデューサー、John Hancock(命名はアメリカ独立宣言に署名したジョン・ハンコックから取られているとか)を加え、ファーストアルバム『Empty Streets』が完成する。発売の2005年はHed KandiがMinistry of Soundに買収された時期と重なったため、レーベルからのサポートは得られなかったものの、人気を博した。

シングル「Empty Streets」はUKでトップ10ラジオプレイに選ばれ、スペインでは1位を記録。トヨタのコンパクトカー、「iQ」のコマーシャルにも同曲が使われた。曲名通り、人通りも車通りもないストリートをiQで走り抜けるコマーシャルとなっている。その映画『ブレードランナー』にも似た偽物の日本の姿が癪にさわったから作成された…なんてわけではないだろうが、日本の電車から撮影されたものと思わしき美しい映像にあわせて「Empty Streets」が流れるものがあったのでどうぞ。





『Empty Streets』 こちらの版はレーベルが「Hed Kandi」となっている。


日本版タイトルは『レイト・ナイト・アラムナイ』となっている。右はiTunesでの視聴/購入用リンクだ。

iTunes版のレーベルは「Quiet City Records」となっているためかHed Kandi版とはジ…

Chisu(フィンランド)の新曲「Sabotage」他

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10月5日発売のChisuの新アルバム『Kun valaistun』から、「Sabotage」が聴けるようになっていたのでどうぞ。



匿名さんが教えてくれたRecord shop Xから予約可能だ

*2013年9月23日追記:iTunesで、『Kun valaistun』に新たに3曲を追加した『Kun valaistun 2.0』が購入可能になっている*


それと、当ブログでも以前ご紹介したアルバム『Alkovi』収録の「Mun koti ei oo täällä」にミュージックビデオがあったと今日はじめて知ったのでどうぞ。




「Mun koti ei oo täällä」は口語で、正しい言い方をすると「Minun koti ei ole täällä」となる。「ここは私の家じゃない」っていうとなんか違う気がするけど、英語で書くと「My home is not here」。

『Sooloilua』(ソロでやる/自分一人でする、みたいな意味)という映画のサントラとなっているようだ。


この曲が収録されている『Alkovi』はiTunesから購入可能だ。

Laura Närhi(フィンランド) - 『Suuri sydän』

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「玉を取った」と空耳できる曲「Tämä on totta」が収録されているアルバムをご紹介。本当はなんて歌っているのか気になる方は、姉妹ブログ「空耳フィンランド語!」の記事『tämä on totta 玉を取った?』をご覧あれ。空耳とはかなり違った意味の身に覚えのある方なら泣けるであろう曲だ。


1998年結成のバンドKemopetrolのボーカルを99年からつとめている彼女が、初のソロアルバムとして出したのが、2010年リリースの『Suuri sydän』。フィンランドのアルバムチャートで3位を記録している。

アルバムからのファーストシングルとなる「Jää mun luo」(リンクはライブ版映像)はRadio listaで12位だった。だが続くセカンドシングル「Tämä on totta」はRadio listaで1位、Single lista、Lataus listaで共に2位と好調。サードシングルの「Mä annan sut pois」も、Radio lista、Single lista、Lataus lista全てで2位を記録している。今年に入ってからは、同アルバムからのフォースシングル「Kaksi irrallaan」もリリースされているようだ。なお、アルバムタイトルともなっている「Suuri sydän」の制作には当ブログでも紹介したChisuもクレジットされている。

というわけで早速「玉を取った」こと「Tämä on totta」のミュージックビデオをご紹介しよう。


Laura Närhi - Tämä on totta



空耳してしまった方は、姉妹ブログ「空耳フィンランド語!」の記事『tämä on totta 玉を取った?』で本当の歌詞の意味を知ることができる。続いて「Mä annan sut pois」。


Laura Närhi - Mä annan sut pois



ちなみに、2002年に映画『Kuutamolla』(英題:Lovers & Leavers)のためにソロ名義で出したシングル「Kuutamolla (Se ei mee pois)」はRadio listaで1位、Rumba Top 50で2位を記録。同年のKemopetrolのセカンドアルバム『Everything's Fine』もアルバムトップ40チャートで1位…

今日買ったCD 2011年9月17日 :パート1

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El FOR Cafe Apres-Midi
おしゃれなカフェでかかってそうな曲ばかり入ったコンピ
「el」レーベルの曲を渋谷のカフェ・アプレミディが監修選曲したとのこと。どうりでオサレなカフェでかかってそうな選曲なわけだ。60年代っぽくまとまっている上に全27曲と盛りだくさん、好きな人にはおすすめかも。いろいろ面白いメンツが歌っているようなのでちょっと紹介。




The King of Luxembourg:もともと子役として活躍していたミュージシャン/作曲家、Simon Fisher Turnerが80年代にél Recordsで曲を発表する際に使用した名義。映画音楽も作っている。後に映画『ことの終わり』(ちなみにこの映画のコンポーザーはMichael Nyman)や、矢崎仁司監督の『花を摘む少女と虫を殺す少女』などにも出演したりしてる。このCDではThe Monkeesの「Valleri」をカバーしたりも、しかも曲中にEnnio Morriconeの『続・夕陽のガンマン』をサンプリングしている。

Louis Philippe:フランス出身でロンドンをベースに活動しているシンガー/ソングライター/プロデューサー。日本語ファンサイト発見。

Anthony Adverse:文豪トルストイの孫娘らしい。(しかしViktoria Tolstoy*ではない!)


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*Viktoria Tolstoy(スウェーデン)
トルストイの別の孫娘ことViktoria Tolstoyはジャズ系。左が「My Swedish Heart」、右は「My Russian Soul」。スウェーデンに生まれたロシアの文豪の孫娘なだけあるな。



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Mimic OST music by Marco Beltrami
『パンズ・ラビリンス』や『ヘルボーイ』シリーズの監督として知られるGuillermo del Toro監督の監督第2作目にしてアメリカでの初監督作品、1997年の映画『ミミック』のサントラ。




作曲は『スクリーム』シリーズでおなじみ(勿論『スクリーム4』も!)、Marco Beltrami。
本作は『スクリーム』と『スクリーム2』の間に作曲されている。それもあってか、女性が「アー」と歌うパートがあったり、チェイスシーンの作曲なんかでは特に『スクリーム』シリーズを…

Maroon 5 - Moves Like Jagger ft. Christina Aguilera (アメリカ)じゃなくて Aneka - Japanese Boy(スコットランド)

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Maroon 5(アメリカ)がChristina Aguilera(アメリカ)をフィーチャリングした「Moves Like Jagger」。キャッチーなコーラスパートでフィンランドでも今流行っている。

ビデオの最初と最後に映るインタビューに出てるイケメンは、曲のタイトルにもなっているThe Rolling Stones(イングランド)のボーカルとして有名なMick Jagger。曲の内容は、Mick Jagger独特の動きをオレは持ってるぜ、てなヤツがで女性をモノにしようとするようなもの、と言ったらいいのか。





ビデオの監督はスウェーデンの映画/ミュージックビデオ監督のJonas Åkerlund。Madonna(アメリカ)の「Ray of Light」でグラミー賞ベストミュージック獲得している人だ。

曲の方は、カナダ、デンマーク、フィンランド、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スコットランド、韓国、サウスアフリカ、USビルボードトップ100で1位。オーストラリア、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、イタリア、スウェーデン、UKシングルで2位という、すごい人気だ。


iTunesから視聴/購入したい場合は『Hands All Over (Deluxe Version)』に収録されていのでそちらからどうぞ。



Amazonから購入したい方は10月5日から発売『ハンズ・オール・オーヴァー+2』に収録されているようなのでそちらをどうぞ。




でも、今回の投稿の本題はこの曲じゃなくて、この曲で思い出しちゃったあの人の曲。たぶんこの曲をすでに知ってる人が「Moves Like Jagger」を聞けば、こっちを間違えて口ずさんじゃうんじゃ…てな曲だ。その曲は…



Aneka(スコットランド)の「Japanese Boy」。
そう、どうしても一発屋として知られるAnekaが1981年に放ったその一発、「Japanese Boy」を思い出してしまうのだ。(ゲーマーにとっては『グランド・セフト・オート:バイスシティー』のFlash FMでかかっていた曲と言ったら通りがいいかもしれない。)

この曲もMaroon 5に負けず劣らず(とも言えないが)チャート成績は良くて、UK、アイルランド、スウェーデン、スイス、ヨーロピアンチャート、で1位。ドイツで3位、ノルウェー、オーストリアで…

David Guetta(フランス) - 『Nothing But the Beat』

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なぜかこのブログには「デイビット・グエッタ」とか「デヴィッド・ゲッタ」でググッて来る方が多いので、期待に答えて曲をご紹介。David Guettaが気になる方は、当ブログのこの投稿をご覧あれ。

さて、今回紹介するのは超人気DJ、David Guetta(フランス)の5枚目となるスタジオ・アルバム『Nothing But the Beat』からの楽曲をドドンと紹介。参加アーティストも超豪華でインターナショナルだ。なお今回の新アルバムは、Kings of Leon(アメリカ)やColdplay(イングランド)などのロックバンドにインスパイアされた、ロックの影響を受けたダンスプロダクションだそうだ。

まずは、アルバム収録曲の中でたぶんその「ロックの影響」を一番受けていると思われる曲、「Titanium」をどうぞ。



FeatされているのはSia(Sia Furler、オーストラリア)。この曲はアルバムリリースに先駆けてプロモーショナルシングルとしてリリースされ、オランダ、オーストリアで3位、UKダンス4位、ノルウェーで5位を記録している。Wikipediaによると、この曲はもともとMary J. Blige(アメリカ)がヴォーカルをレコーディングしていたとか。
「Titanium」シングルはiTunesのこちらから視聴購入できる


そんでもって、アルバムからのファーストシングル「Where Them Girls At」はトリニダード・トバゴ生まれのラッパーNicki Minaj(アメリカ)と、Flo Rida(アメリカ)をfeatしている。




シャボン玉に触れた女の人達がヘンテコダンスを踊りだすこの曲は、UKダンス、スコットランド、ベルギー(ワロン、フランドル共)の各チャートで1位、UKシングル、スイス、イタリア、カナダ、オーストリアで3位、と好評を博した。ちなみにビデオ中にGuettaが使っているのはソニー・エリクソンのアンドロイドスマートフォン「Xperia Play」。(ちなみにこのXperia Playコマーシャル集にでてるKristen Schaal
さん、本ブログでも紹介した『Flight of the Conchords』で熱狂的なファンを演じていたあの人。)

iTunesではこちらから視聴購入可能



曲は2011年6月28日にリリースされた曲、「Little …

Manboy(フィンランド)- 「How it Hurts」

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フィンランドの音楽チャンネルでやってて「おおっ」と思ったのでご紹介。ビデオではフィンランドの文化が垣間見えたりするのも面白いので、まずはビデオをどうぞ。





(この曲が気に入った方は、FABL(デンマーク)の「As the fame calls」も気にいるかもしれない)

女性たちが森で頭にかぶっているのはラップランド*の伝統衣装の帽子。

*ラップランド:フィンランドでいうとの上の方、他スウェーデン、ノルウェー、ロシアにまたがる地域。詳しくはWikipedia「ラップランド」参照のこと。

部屋に立てかけられていたり、片方の女性が持ち出していたりするバット状のものは、「フィンランド式野球」とも言えるかもしれない「ペサパッロ」(Pesäpallo /pesä=ベース pallo=ボール)に用いられるバット。詳しくはWikipedia「ペサパッロ」参照のこと。

しばらくして画面に登場する変わった形の銀色の塊は、フィンランドで大晦日に行う占いによってできた物。ただ単に「Valaa Tinaa」(英語だと Tin casting、錫鋳造)と言われるこの占いでは、馬蹄型の錫(すず)を鍋で溶かし、溶けた錫を水の中に流し入れ、(ビデオの中でやっているように)できた物をライトに当てその影を見ることで新たな年の運勢を占うというものである。

レズビアンっぽさを匂わせるビデオとなっているが、Manboyメンバーたちはヘルシンキで行われた同性愛者のためのイベント「Helsinki Pride Rocks」でライブ演奏を行ったりもしている。

Manboyはフィンランドのポリ(Pori)で結成された3人組のバンド。2001年にはアルバム『Stretch Your Religion』を発表、2004年にはフィンランドアルバムチャートトップ20入りを果たした『Blame The World』、続き2006年には『Majestic』をリリース。2007年には同性愛者間からの人気も高いPlacebo(イングランド)ヨーロッパツアーのオープニングアクトを務めている。その後2009年には4枚目のアルバム『Deus Protector Noster』をリリースしている。今回紹介の「How it Hurts」は今年2月にリリースされたばかりの5枚目のアルバム『Something Wonderful』からのもので、ビデ…

Nero(イングランド)ファーストアルバム『Welcome Reality』からのシングル集

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つい先程Neroの「Promises」をご紹介したばかりだが、肝心のNero自体の紹介をしていなかったのでこちらでご紹介。

Neroはロンドン出身、Daniel StephensとJoe Rayからなるダブステップ/エレクロニックデュオ。彼らの楽曲で主にヴォーカルとして歌っているのはAlana Watson。BBCからは「サウンド・オブ・2011」にノミネートされている。Neroは2008年に「This Way」をリリース。2010年にはデジタルミュージックストアBeatportの「ベスト・ダブステップ・アクト」と、2009年リリースの「Act Like You Know」が「ベスト・ダブステップ・トラック」受賞している。「Act Like You Know」はiTunesから視聴/購入可能となっている>


『Welcome Reality』からのファーストシングルは、2010年4月にリリースされた「Innocence」。




「Innocence」シングルは「Electron」と共にダブルA面としてデジタルとヴィニールでリリースされている。「Innocence」は、UKシングルチャートでは168位だったものの、ダンスチャートでは16位、インデペンデントチャートでは11位だった。ミュージックビデオはほとんど日本のOVA『電脳都市OEDO808』からの映像で構成されている。俗にいうAVM(アニメ・ミュージック・ビデオ)みたいな物をそのままミュージックビデオにしたわけだ。
「Innocence」シングルはiTunesで以前購入できたはずだが、今ではできなくなっているようだ。この記事最後に「Innocence」収録のアルバムへの試聴購入リンクをおいているのでそちらをご確認あれ。



2011年1月リリースの公式セカンドシングル「Me & You」。





ミュージックビデオでは『ベア・ナックルIII』と『アウトラン2019』を合わせたようなアーケードゲームをプレイする若者が描かれている。「Me & You」はBBC Radio 1の「Aリスト」入を果たしている。「Me & You」もデジタルと12インチヴィニールでのリリース。リリースと同時にシングルチャートで15位を記録、11位まで上り詰めている。UKダンスチャートでは3位、ベルギー(フランダース)チャートでは…

Nero(イングランド)- Promises

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先月ラジオで一度だけ聴いて気になっていたのを、数日前に偶然YouTubeで発見した。

その曲はNeroの「Promises」。Neroから今年8月1日にリリースされるファーストアルバム『Welcome Reality』からの4つ目のシングルだ。「Promises」はUKでは8月5日からデジタル版シングルがリリースされる。シングルリリースが8月5日からなのでまだ購入する手立てがないのが残念だ。

Neroの紹介はまた今度にして、まずは「Promises」のミュージックビデオをお楽しみあれ。





気に入られた方は、Neroのアルバム『Welcome Reality+』に収録されているのでどうぞ。もっとNeroの他の曲も聴いてみたい方は当ブログの投稿「Nero(イングランド)ファーストアルバム『Welcome Reality』からのシングル集」もどうぞ。





ビデオは完全にディストピアもの。若い映画ファンはユアン・マクレガー主演の『アイランド』っぽいな、と思われるかもしれない。とても現代っぽく見えるが、このスタイル先駆けとなる『THX-1138』を『スター・ウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカスが1971年に作っていたというのは今でも驚きだ。ディストピア物が好きな方は見逃せない作品、未見の方はまずトレーラーをどうぞ。





興味を持たれた方には映像特典として『THX-1138』の元となったルーカスの大学時代の作品『電子的迷宮 THX-1138 4EB』も付いてくるDVD/ブルーレイ版がおすすめ。




そういえばChicane(イングランド)の「Don't Give Up」feat Bryan Adams(カナダ)もディストピア系だ。


Chicane - Don't Give Up feat Bryan Adams はアルバム『Behind the Sun』に収録されている。




ディストピアものが好きな人には『リベリオン』もおすすめ。この監督がその次に放った『ウルトラヴァイオレット』はてんで駄目だったけど。





フィンランドのインディーデスメタル Coprofagi - Partyraptor EP

猫も杓子もメタル好きのフィンランドから、デスメタルバンドCoprofagiの『Partyraptor EP』をご紹介。ちなみにcoprofagiは食糞生物(例えば蠅とか)のこと。

『Partyraptor EP』の収録曲は以下の通り。
1. Intro Birth
2. The Law is a Fraud
3. Conjo Por Favor
4. Interlude Invasion of Jupperi Steppe!
5. PEDOSHREDDER
6. Culinaru Night
7. Outcry: The Death of the Raptor
8. Shitfeast
9. Cemetary urinal

このうち「Conjo Por Favor」はデスパンク寄りの楽曲となっている。他はどれも気分が悪くなるような(褒め言葉)サウンドで、好きな人にはたまらないでしょう。一部の曲を聴くことができる彼らのマイスペースページはこちら

ヴォーカルのJussi 696さんから日本の皆様へのメッセージを頂いたのでデスメタル好きなあなたはお読み下さいまし。


日本のオーディエンスへ:

最もシックでオリジナルなバンドは日本産だ。特に「Church Of Misery」、「BORIS」、「Corrupted」、そしてもちろん「Flower Travellin' Band」、他にもたくさん…。オレは日本の人がマジでファナティックだってとこが大好きだ。なにかヤルってときはとことんヤルってとこがな。

このCoprofagiのEPはファックオフとデスのミックスみたいなもんだ。それをやりたかったんだが、オレらのニヒル的(虚無的)なとこがマジで馬鹿っぽいものにしちまった。だからマジでEPをつくることにしたんだ。だがバンドメンバー全員ローライフなファッカーどもで、いつも騒いじゃステレオを大音量で鳴らしてる。今オレちょっと悪酔いしてんだけどよ。

日本は大好きだぜ。日本の女の子はゴッダム、グッドルッキングだぜ。日本の女の子と話ができるってなら何でもするぜ。日本に永久に万歳、ファックフィンランド、かき鳴らせCoprogfagi!!


ちなみにチリのテクニカルデスメタルバンドCoprofagoと名前は似ているが別物なので要注意。

レベッカ・ブラック:史上最低の曲に翻弄される 13歳じゃなくてもう14歳。

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いやはや、Rebecca Black(アメリカ)の「Friday」ビデオがYouTubeから取り下げられる自体に発展している。あれだけ流行った(本ブログを訪れる人の大半もあろうことかレベッカ・ブラックを検索してやってきている)曲なだけあって、ギズモード・ジャパンにまで取り上げられる事となった。

しかし当ブログで以前お伝えしたように、Rebecca Blackの母親Georgina Kellyが楽曲とビデオを作成したARK Musicに4000ドル(約32万円)を支払い権利を買い取っていたはずだが…(出典は当時のwiki "Friday"記事)

現在のところ「Friday」の権利所有者はよくわからない状況となっているようだ。母親側は2010年11月にARK Musicとの間で交わした母親側に曲とビデオのマスターを渡すという合意を履行しなかったとしている他、Rebecca Blackがレーベルと独占契約を結んでいると偽っている、「Friday」の着メロを許可無く販売している、などとしている。一方のARK MusicのPatrice Wilson(ARK Music創設者/楽曲共同執筆)は母親側にマスターと曲が渡ることになる、Rebecca BlackはARK Musicと独占契約をしているわけではない、としているようだ。が、Wilsonの弁護士は11月の合意は成立しておらず、曲の権利はARK Music側が所有しているとしているようだ。

2011年6月にはARK Music FactoryがYouTube上で「Friday」を観るのに2.99ドル(約240円)支払わなければならなくなるように設定。Rebecca Blackはツイッター上で

Fridayのビデオを見るのに2.99ドルかかるようになるってメッセージありがとう。私はこれには一切関係ないわ!!

とツイートしている。6月16日にはYouTube自身が「Friday」のビデオを取り下げている。取り下げ理由は

この動画はRebecca Blackさんによる著作権侵害の申し立てにより削除されました。

となっている。Rebecca Blackの弁護チームがYouTubeに取り下げを依頼したとのことだ。ARK Musicは両社が「誠実な交渉」を行っていたのにRebecca側がビデオ取り下げ依頼を出したのは残念だとし…

姉妹ブログ「空耳フィンランド語」つくった。

現在フィンランド滞在中であることと、フィンランド語学習へのモチベーションを高める&少しづつ学ぶため、フィンランド語の単語を学習ブログを作った。

空耳フィンランド語! ~日本語で学ぶフィンランド語単語練習帳~

ただの単語学習よりもモチベーションを上げるため、日本語と同じ/ほとんど同じな発音の「空耳」単語ばかりピックアップする予定。フィンランド語の楽曲から空耳フラッシュとかをつくろうとしている人にも、おもしろトリビアを探している人にも、フィンランド人に話しかけるきっかけを探している人にも役に立つものにしたいと思っている。お楽しみに。

デンマークのエレクトロポップグループAntillesの新EP『Antilles E.P.』

デンマークのエレクトロポップグループAntillesの新EP『Antilles E.P.』


まずはAntilles自体の経歴を公式サイトのバイオグラフィーページからご紹介。

1999年にDaniel WitkowskiさんのソロプロジェクトとしてスタートしたAntilles。初期はシンセサイザーを使ったインストゥルメンタル楽曲中心のグループだった。2000年にはAlphaville(ドイツ)のファンコントリビュートCD『We heard the Call』に「Jerusalem」のカバー版を提供している。

後にインストゥルメンタルに飽きてきたDanielさんはヴォーカルを探すことに。オーストラリア、メルボルンにあるビクトリア芸術大学で音楽と即興ヴォーカルを学んだフォークシンガーであるAnne Christineが目に留まる。彼女にエレクトロポップヴォーカリストとしての才能を見たDanielさんはAnneさんをAntillesのヴォーカリストとして迎え入れる。

2005年にAntillesとして初めてAnneさんがヴォーカルを担当したのは、もともとインストゥルメンタル曲だった「A Different Place」。以後公式にAnneさんをヴォーカルとして活動が始まる。

2006年には「You & Me」(今回紹介する『Antilles E.P.』にはエクステンデッドバージョンが収録されている)と「Something New」を収録。徐々にレコード会社やDJの注目を集めていく。

2007年にはフランスのシンセポップコンピレーションアルバムに「You & Me」が収録された他、何枚かのコンピに曲が収録されている。

2008年にはデビューアルバム『Something New』をドイツのエレクトロニック系レーベルMajorDigitalからリリース。日本でもこちらのiTunesストアから視聴/購入可能だ:

2010年にはAnneさんはロンドンに移りソロとして活動を開始。彼女に代わるヴォーカルを公募。何十人もの応募者の中から選ばれたのはジャズやソウル系のシンガー、Jasmin Gabayさん。

2011年3月からは新アルバムに向けレコーディングを開始しているそうだ。

彼らの曲はマイスペースページでいくらかフルレングスで視聴できる。


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さてさ…

Melba Moore(アメリカ) V.S. Dannii Minogue(オーストラリア) 「This Is It」

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Melba Moore(アメリカ) V.S. Dannii Minogue(オーストラリア) 「This Is It」

知り合いが急に「This is it ♪」と歌い出したので「Dannii Minogueの曲だよね」と言ったところ「違う」と言われたので調べてみた。

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オリジナルはMelba Moore(アメリカ)。1967年にミュージカル『ヘアー』のオリジナルキャストとしてキャリアをスタートさせている。そんな彼女の5枚目のアルバム『This Is It』からのシングルにして最初の大ヒット曲がこの1976年の「This Is It」だ。USダンスチャートでは2位、UKチャートでは9位を記録している他、スウェーデンチャートでは19位となったようだ。



iTunesでは『Live in NYC』版しか見つけることができなかったが、こちらのリンクから視聴/購入可できる。


Amazonからは超高値がついた『This Is It』



もしくは同じく高値になっているベスト盤『This Is It: Best of』




を購入するという手もあるが、こちらのAmazonのMP3販売サービスからは曲のみをお手頃価格で購入することも可能だ。





1971年のグラミー賞では「ベスト・ニュー・アーティスト」にノミネートされ、75年のセカンドアルバム『Peach Melba』でもグラミー賞にノミネート、76年の「This Is It」に続くシングル「Lean on Me」では「女性ベスト・R&B・ヴォーカル・パフォーマンス」、86年の「Read My Lips」では「女性ベスト・ロック・ヴォーカル」にノミネートされている。1982年の「Love's Comin' At Ya」も同じくUSダンスチャートで2位、米R&Bチャートでは5位。1986年にFreddie Jackson(アメリカ)とデュエットした「A Little Bit Moore」は米R&Bで1位、同年の「Falling」も同チャート1位を記録している。


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さて、Kylie Minogueの妹、Dannii Minogue(オーストラリア)版は、1993年の彼女のセカンドアルバム『Get into You』に収録。PVはロサンゼルスで撮影され、Danniiの当時のご主人で俳優の…

Lady GagaやRihannaの妄想歌を歌うフィンランドのグループ「笑うウインナーズ」 Nauravat Nakit(フィンランド)

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Lady GagaやRihannaの妄想歌を歌うフィンランドのグループ「笑うウインナーズ」 Nauravat Nakit(フィンランド)

最近流行っているという、ラジオ局Iskeläお付きの合唱団的な存在?のNauravat Nakit(笑うウインナーズ)。有名ポップ歌手を題材にした変な歌を歌っているので紹介しよう。

「キミの胸を触りたい」とか「君にウィンナーをあげたい」といったようなヒワイ系の歌詞なのだが…

jos pääsisin kanssasi samaan hissiin, niin varmasti tarttuisin ti ti ti ti
もしキミと同じエレベーターに乗ったら、触っちゃうだろうねキミのオッパパパ

といったように、エレベーターの「Hissiin」と胸を意味する「Tissiin」が韻を踏むけど、それをあえて言いきらないあたりが人気の理由だろうか。

sun videot ja levyt ei mahdu mun hyllyyn, mä voisin sua suudella py py py py
キミのビデオや動画は僕の棚に収まりきらない、キスしてあげるよキミのオシシシ

こちらは、棚「Hyllyyn」とオシリ「Pyllyyn」。

Nauravat Nakit - Lady Gaga


彼らのアホっぷりにハマってしまった方。嬉しいことにというか、意外にも日本のiTunesストアからも購入できるので、是非こちらのリンクからどうぞ。


彼らの新曲「Rihanna」もどうぞ。


こちらはより直球な歌詞で「キミを思ってベッドを濡らした」みたいな内容で、その点つまらないとも言えるっがキャッチーさは上か。

『イギリス英語 日常会話表現集: 暮らしの英会話トレーニング』書評

『イギリス英語 日常会話表現集: 暮らしの英会話トレーニング』書評


この本をひとことで言うと

「ふとした日常生活で、受け答えができるようになる本。」

まず断っておくと、この本は英語初心者向けではない。少なくとも付録CDは。だが同時にとても良い教材である。本書を読むのにぴったりな人はこんな人だろう:

  これからイギリスへ留学に行く予定、もしくは留学中の人

または

  (イギリス)英語のテレビ番組や映画に慣れ親しんでいる英語学習者


内容は本書の題名どおり、「日常会話表現」が集められた物。そして日本で普通に英語を学習しているとなかなか戸惑ってしまうのがこの「日常会話表現」なのだ。日本の学習ではおざなりにされている「普通の会話」。日常生活していて普通に出くわすシチュエーションで、英語で何と答えればいいのかわからない事はないだろうか?

テレビドラマでは内容に集中して何気なく過ぎていく日常のひとコマ。そんな、ほんの些細なシーンでも、実際にそのシチュエーションに出くわしたら「Yes」とか「No」もしくは「Maybe」意外に言葉が浮かばない。でも実際そんなシチュエーションで交わされる会話は、意外と「決まり文句」で成り立っていたりするのだ。そんな、「よくある状況」で使われる(普通に学習していたらまず習得することのない)「決まり文句」を学べるのがこの本だ。

本書で取り上げられているシチュエーションも「買い物に行った先で」とか、「外に軽く飲みに行ったとき」、や「久々にあった知り合いに調子を聞かれる」なんていう、実際生活する中でよく出てくるシチュエーションから、「病院の予約」、仕事や配偶者を亡くした人とのやりとりなど「稀だけど十分ありうる」、知っておいて損はしないシチュエーションまで網羅されている。

付録CDの出来も良く、日常生活なスピードと喋り方で文章が読み上げられている。そのため英語初心者や、英語中級者でも「英語学習用の英語」ばかり聴いて学んできた人にはかなり難しいだろう。もちろん本書にはスクリプトも書いてあるのだが、英語のリズムに慣れていない人には、聴きながらスクリプトを読むことが苦痛になることうけ合いだ。

本文ではその言い回しが使われる理由などが「解説」で述べられている他、「注意点」などでは実際にそのシチュエーションに遭遇したときの注意点も記されている。イギリスとアメリカでの文化の違いからくる言い回…

『Portal 2』の音楽もステキ!

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『Portal 2』の音楽もステキ!



AtlasとP-bodyなんだか泣けてくるシーンも入ったこの『Portal 2』トレーラー集。その音楽を担当しているのはインディーロックバンドのThe National(アメリカ)だ。

The Nationalが『Portal 2』に関わってみたいと彼らのレーベルBug Musicに申し出たところ、Bug MusicがValveに話をしに行き、実現したようだ。ValveとBug Musicは「素朴で感情に訴えかける音楽が、『Portal』をプレイした人が感じるのと同じような、心のそこから感じるモノを聴く人に与える」として採用されたようだ。

iTunesからは、その名も『Exile Vilify (From the Game "Portal 2") 』と題されたシングル版が購入できるようになっている。




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さて、ここから先はネタバレを含んでいますので要注意。


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タレットたちが可愛らしく歌い上げる通称「タレット・アリア」の歌詞はイタリア語。Steam Forumに掲載されている英訳歌詞によれば


おお、私の美しい娘よ、おおチェルよ、あなたを尊敬する、そしてさようならいとしい人よ、おお私の息子よ、科学から遠く離れたところへ行かないのはなぜ?


と言った歌詞のようだ。ちなみタレットたちはエンディングよりも前、チェンバー16の隠しエリアでもでもその美しい歌声を披露している。

さてさて、そのタレット・アリアの後で聞くことのできる曲も紹介しないとね。『Portal』で「Still Alive」を作曲したJonathan Coulton(アメリカ)も本作にはもちろん参加している。そしてお察しの通り、『Portal 2』のエンディング曲では彼の作曲にGLaDOS役のEllen McLainをヴォーカルにした曲が流れる。それがこの「Want You Gone」。未プレイの人が聞くとネタバレなのでおすすめしないが、どうぞ。




あと、Doope!でも紹介されている「Robots FTW」についても、ちょっと調べてみたのでそれについても少し書いておこう。アメリカのAmazonの『Portal 2』特設ページで何故か聞くことのできるこの「Robots FTW」と「Science Can Be Fun」。別に予約特典で曲が手に入るわけでも、作中で…

Agnes Obel (デンマーク)- Philharmonics

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Agnes Obel (デンマーク)- Philharmonics

1981年生まれのAgnes Obelによる2010年のファーストアルバム『Philharmonics』。

Agnes ObelことAgnes Caroline Thaarup Obelは、音楽系の家庭に生まれ小さい頃からピアノに親しんでいた。子供時代にはヨーロピアンフォークをジャズスタイルで歌うジャズピアニスト、Jan Johansson(スウェーデン)にインスピレーションを受ける。7歳の時にはバンドで歌ったりベースギターを演奏したりし、フェスティバルで何曲か録音したりもしている。

後にデンマークのミュージシャンでもあるプロデューサーElton Theanderの助けを得てコペンハーゲンをベースにするバンドSohioを結成。数年後AgnesはAgnes Obelとしてソロに転向、ファーストアルバムをリリースに至る。

ファーストアルバム『Philharmonics』の評価はなかなか好評で、BBCのJames Skinnerはこのアルバムに関してこう語っている。


構成は…スローで、暗い、陰鬱と言ってもいいかもしれない。だがそこには時折垣間見える非凡な美しさが存在する。


さすが、なかなか的を得た表現だ。Lykkeの曲の雰囲気は好きだけど、あの歌い方がどうしても、という人にもぴったりかも。





「Just So」のシングルはiTunesのみの取り扱い。中身は「Just So」シングルと、「Riverside」のミュージックビデオとなっている。「Just So - Single」で買うと単品で両方買うより50円お得。




この曲「Riverside」は『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のシーズン7、16話にて使用されている他、映画『Submarino』のサントラに使用され、デンマークの映画賞「Robert Award」で2011年ベストソング賞を受賞している。

「Riverside」のEP版はiTunes、Amazon共に取り扱っている。収録曲は「Riverside」の他、アルバム収録の「Close Watch」、そしてアルバムには未収録の「Sons & Daughters」となっている。




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アルバム『Philharmonics』はこちらのiTunesリンクから視聴/購入できる。本作はデンマークでダブルプラチナム達…

Arcadia (UK) - Election Day

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というわけで、皆様投票へ行きましょう。






Rebecca Black(アメリカ) 史上最低の曲「Friday」を歌う13歳

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Rebecca Black(アメリカ) 史上最低の曲「Friday」を歌う13歳



獣医の夫婦のもとに1997年に生まれたRebecca Black。学校では優秀で、ダンスを習ったり音楽のサマーキャンプなどにも参加。2008年愛国NPO教育団体「Celebration USA」に参加後、公の場で歌い始める。この時点ではSelena Gomez(アメリカ)やJustin Bieber(カナダ)が好きな普通の10代の子だった。

2010年末、BlackはクラスメイトにLAのレーベル、Ark Music Factoryでミュージックビデオを作れると教えてもらい、ミュージックビデオをプロデュースしてもらうことに。母親が4000ドル(約34万円)を払い、ビデオの所有権をArk MusicではなくBlackが握ることに(この権利分だけで2000ドルしている)。

2011年2月10日YouTubeとiTunesで「Friday」をリリース。その後バイラル効果でビューがドンドンと増えていき、デジタル版シングルの初秋売り上げは4万コピー。3月25日にパブリシストとマネージャーを雇ったそうな。色々なソングライターやレコードレーベルからアルバム制作の提案をうけているとのこと。現在は新曲「LOL」(Laugh Out Loud/大声で笑うの略日本で言うと「w」みたいな意味)を録音中だとか。

では早速話題の「Friday」をどうぞ。





*パラパラ漫画を再現しようとして失敗した感のある部分が後半にあり、「強い光が点滅」的効果のあるパートになっているので注意。なお、該当部分を「SEIZURE TIME!」(発作タイム!)とネタにしたり、「Friday」部分を「Fried Egg」(玉子焼き)と空耳してみたり、ペドベアーが出てきたりもする「Memes Mash-up」バージョンなんてのも作られている。


お聴きのとおり、というか、まあ、結局のところ「史上最低の曲」として有名になってしまった「Friday」。あのJustin Bieber(カナダ)の「Baby」よりもYouTube上で嫌われた曲となっている。(「Baby」は現在121万以上の低評価、60万の高評価、対する「Friday」は、現在170万以上低評価、高評価は21万程度。)

だがこの曲を評価している人も一部には存在する。以下で紹介しよう。

Ch…

フィンランドで日本支援チャリティーコンサート

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Pelasta Punainen Pallo」(「赤い玉を救え/Save the red ball」、「赤い玉」とは日本の国旗のこと)と題されたチャリティーコンサートがフィンランド時間3月27日午後6時、日本時間明日24時から行われる。コンサートチケットの代金はフィンランド赤十字社に直接送られ、そのお金は日本赤十字社に送られるという。

Hanoi RocksのMichael Monroe、当サイトでもおなじみのJenni Vartiainen、ラッパーのPaleface、Ismo Alanko(Hassisen Kone、Sielun Veljet、Ismo Alanko Säätiöなどのグループの他、ソロでも活躍している)、兄弟ロックバンドVon Hertzen Brothers、ロックシンガーソングライターTuomari Nurmioなどが参加する。(Jenni以外は皆音楽業界の古株たちばかりだ)

この企画を立ち上げたのはMichael Monroe。彼のバンドHanoi Rocksは日本で何度もライブをしており、親日でも有名。このコンサートはそんなHanoi Rocksメンバーたちが日本を救いたいと思い立ち立ち上げた企画だ。Michael Monroeはこう話している。


日本からのニュース映像を見て、恐ろしくショックを受けた。おれたちバンドは被災者の人たちの事をとても心配している。特に、彼らの中にいる大勢の友達や、ファンのことが心配だ。とても気がかりだし、恐ろしいことだ。ロックが出来る最高のことは、我々の周りに起きていることにポジティブな影響を与えることができるということ。


Von Hertzen BrothersのMikko von Hertzen(Egotrippiではドラムも担当している)はこんなコメントを残している。


このような大災害が、全地域で起きたことではなく、一部の地域で起きたことだ、と考えるのはとても自己中点なことだ。だが今回のように助けを必要とされているときには、我々それぞれが出来ることをする義務があると私は思っている。今回この機会を持てたことは素晴らしいことだ。

3月18日からチケットは販売されており、1枚26.30ユーロ(18歳以上のみ入場可能)。シャツなどの販売も行われ、それらの収益も寄付されるそうだ。


当ブログでは彼らに感謝してここに各参加ア…

Hurts - Happiness (イングランド)

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Hurts - Happiness (イングランド)

イングランドのシンセポップデュオ。作曲/歌担当のTheo Hutchcraftとシンセ担当のAdam Andersonからなる。

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まずは一番印象的で私がこのアルバムを買う動機ともなったセカンドシングル「Wonderful Life」をどうぞ。



ミュージックビデオこそ陰鬱な雰囲気を漂わせているが、歌詞は何度も人生を諦めようとする男に「人生は素晴らしい、人生を諦めないで」という思いを必死に伝えようとする女性の姿を思い浮かばせる。

Wikipediaによればエンタメ系サイトDigital SpyのインタビューでTheo Hutchcraftはこの曲についてこう語っている。

この曲は両極端に位置する二つの出来事を元にした物。自殺しようとしている男、そして一目惚れにより恋に落ちる事。彼は橋に立っていて飛び降りようとしている。そこへ女性が来て、彼は飛び降りることをやめる。彼らは見つめあい恋に落ちる。彼女は基本的には「私と一緒に来て、全てはうまくいく」と言っている。この曲は誰かの人生の断片を歌にした物だから、最後にどうなるかは誰にもわからない。

なお、ビデオは複数あり、こちらが上のビデオで水に沈んでいる写真の女性が踊っている(wikipedia日本語版備考参照)最初のバージョンと思われる。


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「長い間一緒にいたけれども、君への思いを表す言葉が見つからなかった。雨の日に別れ、君が歩み去っていくとき、その言葉が「一緒に居てくれ」だとわかった。」という感じの歌詞の感動的な曲「Stay」。本アルバムからのサードシングルで、ドイツダウンロードチャートで2位を記録している他、ドイツチャート、ポーランドチャートで3位、オーストリアで4位、スイスで6位を記録。アイスランドで撮影されており、出演している女性Anna Thora Alfredsもアイスランドの女優。




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アルバム『Happiness』から最初にシングルとして出されたのはこちら「Better Than Love」。



UKダンスチャートでは6位、ベルギーでは12位を記録している。動画はルーマニアで撮影されたそうだ。このビデオに出演しているルーマニア人女優Laura Cosoiは、同じくルーマニアで撮影された「Sunday」のビデオにも出演している。

なお、この曲は彼らがDagg…

東日本大震災被災者、間接的被災者の皆様へ。

東日本大震災被災者、間接的被災者の皆様へ。

当ブログとしては亡くなられた方へはご冥福を願うしかありません。そうでない方へは音楽を通じてこのブログが少しでも助けることが出来ればと思っています。

私は地震当時東京を訪れていました。交通機関への影響から宿泊先のホテルへ戻るまで6時間以上を要し、「まさか電車がすべて止まるなるなんて」などと考えていました。0時を過ぎてホテルにつきテレビを見るまでどれだけの規模の地震、そして津波が日本を襲ったのか知る由もありませんでした。

その後も1週間ほど東京にとどまることになりましたが、毎日東京でも感じられる地震があり、高い建物内では「この建物壊れやしないだろうか」と不安になるほどの揺れがありました。東京に住む私の家族も何度も起こる地震による精神的苦痛から体調を崩しています。

地震当日の夜は食料品売り切れのため早々に店を閉じていたコンビニなどでも、大地震の次の日からは営業を再開していましたが、しばらくするとトイレットペーパーやインスタント麺類の売り切れなど、そして今ではボトル入りの水が手に入らない状況と聞きます。また、大地震当時体に感じられる地震のなかったここ鳥取でもボトル入りの水やインスタント麺などが売り切れている状況です。

直接的大きな被害を受けていない東京、また被災地から遠く離れた鳥取でもこのような状況でしたから、より震源地に近かった場所、洪水のあった場所、避難指示が出ている原発周辺の方々が避難所などで現在生活されている状況は、普段とそうかわりなく生活している私などには計り知れない苦労が伴っていることでしょう。

このブログからの音楽は、現在避難所で生活されている方々にはすぐには届かないかもしれません。しかし、そうでない方々にも今回の大きな災害により精神的に苦痛を感じている方もおられるはずです。私は音楽が心の傷を和らげ、たとえ音楽を聞いている一刻の間でも心を軽くすることができると信じています。当ブログではそれを信じて今後も音楽を紹介していくつもりです。

N-Dubz(イングランド)

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N-Dubz(イングランド)

さて、『Clubland 16』ディスク1も二分割(パート1パート2)したことだし、N-Dubzを紹介しよう。

N-Dubzはイングランドのヒップホップグループ。メンバーたちは13歳頃の時高校で出会い、Dinoの父のマネージメントのもとグループを結成。だが10代の時メンバーたちは暴力やドラッグ、貧困やいじめ、ギャングなど、色々な問題に囲まれて育ったようだ。

Costadinos "Dappy" ContostavlosとTula "Tulisa" Contostavlosは従兄弟にあたり、共にギリシャ系の血をひいている。もう一人のメンバーRichard "Fazer" Rawsonはジャマイカ/イングランド系、ボーカルの他、キーボードやドラム、ピアノもプレイできる。Dappyは大抵チューヨという帽子(アンデスの人たちがかぶっているような、左右にひもが垂れているようなやつ)をかぶっており、チューヨが「Dappy hat」と呼ばれることもあるくらいDappyはチューヨばかりかぶっている。

2000年以降はLickle Rinsers Crew、NW1などのグループ名で活動、2006年NW1名義でリリースした「I Swear」でメインストリームで認知されるように。2007年の「Feva Las Vegas」でUKチャート57位入り。ドラマ『Dubplate Drama』シーズン2ではグループで登場する機会も得た。

その後MOBO(Music of Black Origin Award)で「ベスト・ニューカマー」受賞。Polydor Recordsと契約を結び、自費出版時代のファーストシングル「Better Not Waste My Time」を再リリース。

2008年にはレーベルをAll Around the Worldへ乗り換え、「Ouch」をリリース。YouTubeで400万回以上再生される。


同年11月ファーストアルバム『Uncle B』発表。UKアルバムチャートで11位。

iTunesストアからもミュージックビデオは購入できる

2009年にはDappyがTinchy Stryderにコラボされる形で「Number 1」がリリースされる。ビデオにはN-Dubzメンバー全員がカメオ出演している…

コンピ Clubland 16 ディスク1 パート2 (イングランド、スウェーデン、ドイツ)

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*この記事「DMCA 違反の申し立て」なるものを2度も食らった。埋め込みビデオがまずいのかと思ったが、修正しても駄目だったので問題を特定するため分割した。パート1はこちら

11. Pixie Lott - Boys And Girls (Ultrabeat Remix)

(イングランド)
MTV Europe Music Awards 2009では「ベストUK&Irelanアクト」、「ベストプッシュアーティスト」受賞。2010年にはVirgin Media Awardsの「ベストニューカマー」受賞他も賞へのノミネート多数。The SaturdaysやRihanna(アメリカ)のツアーではサポーティングアクトもつとめている。彼女にとって初のシングル「Mama Do (Uh Oh, Uh Oh)」はUKチャート1位、続いて出したこの曲も同じく1位をとっている。ビデオはこちら


日本のiTunes Storeにはまだ「Mama Do (Uh Oh, Uh Oh)」しかないようだ。>


12. BlackBox feat. Loleatta Holloway - Ride On Time 2009 (Whelan & Di Scala Remix)

Time won't take my love awayって言い終わるまでに曲半分過ぎてるし。オリジナルでいいじゃん。


13. Manian - Rivers in the UK

(ドイツ)
Cascadaのメンバー、DJ Manian。ノリが良い。


iTunesから視聴、購入する場合はこちら>


14. Alcazar - Burning (Cahill Remix)

(スウェーデン)
昔はArmy of LoversやB.W.O.のAlexander BardがプロデュースしていたAlcazar。B.W.O.メンバー、Martin RolinskiがなぜAlcazarと働くのをやめたのかを尋ねると「Alcazarが疲れてきて、古くなってきたと感じたんだよね。だから僕はもっとうまく歌えて若くて美しい人たちと働きたかったんだ。だから僕は君と一緒にB.W.O.をはじめたんだ、マーティン。」

80年代っぽかったりゲイっぽかったりするビデオはこちら


iTunesで該当曲は見つからず。アーティストリンクはこちら>


15. Frankie Go…

『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』書評と、もっといい勉強方法。

イングリッシュ・モンスターの最強英語術
菊池 健彦 著



ひきこもり生活のなかで英語を勉強(これを「ひきこもり留学」と表現しているが、私はナカミを読むまでひきこもり者が留学した話なのかと思っていた)、TOEIC990点満点を24回もとったという著者の英語学習法を記した本。

1章:まず読むべきは著者が如何にして英語勉強、そして上達に至ったかを記したこの章だ。そしてそれは多くの英語学習者、引きこもりの人々に希望を与えるであろう。

2章:「日本人は英語が苦手」という私たちに植えつけられた認識を考え直す役に立つ。

3章:この章に書かれていることは正論すぎて、読んでやる気を無くす人もいるだろう。やる気を無くしそうになった方はぜひこの投稿を最期まで読んでほしい。ちなみに、ニュージーランドにある大学の外国人向け英語学習コースでは1日5単語程度が記憶可能な単語数だとしている。

4章:英語のテレビ番組などを通じて聞き取りを学ぼうとし挫折しかけた人にはいいかもしれない。

5章:写真付きで紹介されるDIYアイテムには引いてしまう人も多いかもしれないが、ナイスアイデアだ。私の通っていた大学の英語の先生はテープレコーダーを使ってこれと同じことをしていた。ただ、個人的には自分の発音をわざわざ聞き返さなくても真似るだけ、もしくはシャドーイング、で十分だと思う。もちろんカタカナ発音の英語を完全に取り払えることが出来ればの話だが。

6章:章のタイトル「文法なんてだんだん慣れるもの」にはまったくもって納得。SVOやSVCなんて実際に英語を使う上で必要ないどころか変に知っていてもじゃまだと思うのでこの章自体読み飛ばしちゃってもいいんじゃないかとも思う。

7章:TOEICを受ける人なら読んで損はない。

8章:「読み飛ばして構わない」と名が打たれているが、意義があることが書いてある。

一読に値する本だと思った。これから英語を勉強しようという人にはぜひ読んでもらいたい。

だが、彼の実践した勉強方は、なかなかのモチベーションがないとやっていけないはずだ。そこでここに私が実践してきた英語勉強方を記す。そして、それが多くの英語、語学学習者の助けになればとも思う。

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私abcxyz自身もまた、引きこもりであった。小中高校と、通して不登校、家に引きこもっていた上、勉強はてんでダメ。…