ラッパーとペンキと元気まみれ、「フィンランドのジャスティン・ビーバー」ことRobinの新曲「Boom Kah」

Robinの新曲と言っても、アメリカのRobin Thickの物議をかもした「Blurred Lines」のことではない。「初代フィンランドのジャスティン・ビーバー」(*)こと、デビュー当時13歳、「Frontside Ollie」で一世を風靡したRobinの新曲「Boom Kah」だ。今年発売されたアルバム『Boom Kah』からアルバムタイトル曲でもある「Boom Kah」をどうぞ。
*?もう若いポップアーティストをJustin Beiberと形容するのは時代遅れかも知れないが、2代目が居るとすればIsac Elliotか。彼は楽曲が優れているからその形容詞は相応しくないが。

すっかり成長してしまった感のあるRobinが送る「Boom Kah」、そのミュージックビデオにはフィンランドのラッパーやヒップホッパーたちがゲスト出演している。すでにフィンランドのチャートで4位になっている元気の出る曲、まずはお聞きあれ。





ガジェット系姉妹ブログで紹介したBeats By Dr. DreのStudioシリーズのカラーバリエーションモデルのCMのようにペンキをぶっかけられたり、Robinと非常によく似たアーティスト名で混乱する(人などいないだろうが)当ブログでも大プッシュスウェーデンのRobynみたく、ペンキをぶっかけられたり口から何らかの液体を放出したりしている。

フィンランドのラッパーElastinenと、ヒップホッパーBrädiも出てる。FeatされているのはフィンランドのラッパーMikael Gabrielと、ラッパー/ヒップホップアーティストのUniikki。

残念ながら、今のところはAmazonでもiTunesでも販売されていないようだ。しょうがないので、「Boom Kah」に出てきたフィンランドのラッパーやヒップホッパーたちをご紹介しよう。

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Mikael Gabriel:1分40秒辺りから歌い始める1990年生まれのラッパー

がダンスホールレゲエアーティストのLord Estにfeatされた曲「Vuosi vaihtuu」はフィンランドのランキングで1位を獲得している。



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Uniikki:1分55秒辺りから歌い始める1981年生まれのラッパー/ヒップホップアーティスト

以前はKapasiteettiyksikköというヒップホップグループに所属していたUniikki。2000年にAvainをfeatして発表した「4elementtii」はチャート2位に。アルバム『Päivästtoiseen』に収録されている。





残念ながらKapasiteettiyksikköは2008年に解散している。


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Elastinen:赤い帽子を被って出てくるスキンヘッドのラッパー
2006年の「Anna soida」はチャート2位を記録、今でも音楽チャンネルで流してたりする。



収録アルバム『Anna soida』は、チャート11位を記録した。


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Brädi:青と赤の帽子をかぶって出てくるヒップホップアーティスト
BrädiがRedramaをfeatし2012年に出した「Lämpöö」はチャート1位となっている。




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最後に、きっとRobinの「Boom Kah」とは全く関係ないであろう曲も紹介しよう。

「Boom Kah, Boom Boom Kah」の前のくだりの「Missä nähään mis on tänään」がなんだか、フィンランドのラッパーCheekの「Liekeissä」という曲の「Tänään on bileet, kaikki sileeks」のくだりを思い起こさせる。この曲はチャートで1位となり、今日も音楽チャンネルで流れていた(が、古いiPhoneをこれみよがしに使ってるあたりにはどうしても古さを感じてしまう)。



アルバム『Kuka sä oot』収録、アルバムはフィンランド・アルバム・チャート5位を記録している。

なぜか爽やかにリミックスされた版しかAmazon、iTunesで試聴/購入できないが、一応リンクを置いておく。

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