James Blake(イングランド) 『Overgrown』メランコリックでロマンチックなメロディーのトリップ・ホップ/ポスト・ダブステップ

イングランドのJames Blakeによるセカンド・アルバム『Overgrown』。

私は音楽のジャンルに疎いが、どうやらトリップ・ホップというジャンルが好きなようだ。だけれども、Tricky(イングランド)のヴォーカルにはロマンチックさが足りないし、Portishead(イングランド)も陰鬱すぎ、Airlock(ベルギー)はわざとらしすぎるスクラッチ音が癪に障る。そんな風に感じていた私のツボにピッタリはまったのがこの『Overgrown』。

アルバム収録曲の出だしを初めて聴いた時から虜になったし、何度聴いても聴き止めることができないほど、このアルバムに泥酔してしまった。

アルバムタイトル曲「Overgrown」歌声にザラついたエフェクトをかけていたりするところも、後述の「Take A Fall For Me」のスタイルも、Trickyを思いおこさせるのだけれども、陰鬱さが強調されたTrickyのヴォーカルやそのともすれば雑多な印象も受けるメロディーとは違い、James Blakeのものは雰囲気たっぷりでロマンチック。





「Take A Fall For Me」には、ウータン・クランでの活動のほか、『ゴースト・ドッグ』、『キル・ビル』などの映画音楽や『アフロサムライ』でも音楽を担当していることでも有名なラッパーRZA(アメリカ)がfeatされている。RZAの歌声と、曲のメロディー、ところどころ入る女性の(様に加工された)声、それらが全体的にTricky的な雰囲気を醸し出してはいるが、James Blakeの歌声が救いとなっている。
(ちなみにTrickyの楽曲の女性ヴォーカルはMartina Topley Bird。ソロでも活動している。)





こちらは「Retrograde」のミュージックビデオ。





アルバム『Orvergrown』はオーストラリアダンスアルバム・チャートや、USダンス/エレクトロニックアルバム・チャートで1位、デンマークアルバム・チャートで2位となったほか、2013年のマーキュリー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーも受賞している。




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