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音楽業界の話

『 たにみやんアーカイブ 』さんのところの投稿「 音楽業界はどうヤバくてどうヤバくないかの話 」が興味深い話題なのでこちらでシェアさせてもらおう。 アルバムは無料で提供して、ライブ(と関連商品)「だけ」で稼ぐアーティストもいると聞く。 このブログではちなみに3年ほど前に「 音楽業界の未来 」と題した記事を載せている。

『World of Warcraft』好きのエレクトロポップアーティスト Lights(カナダ)

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まずは去年リリースの彼女のセカンドアルバム『Siberia』から「Toes」をお聞きいただこう。 カナダはオンタリオにValerie Anne Poxleitnerとして生を受けるものの、2000年代に本名を「Lights」に改名。幼少期はオンタリオの他にもフィリピン、ジャマイカ、バンクーバーなどで過ごしたようだ。 2006年頃に、音楽業界の内幕を描いたTVシリーズ『Instant Star』のために音楽を作りはじめ、その後自らも歌うように。2008年にはカナダやアメリカをツアーし、2008年には「Drive My Soul」がカナダのHot 100チャートで18位に。彼女の初期のミュージックビデオはNHKの子供向け番組みたいな感じだ。先に紹介した「Toes」とのギャップもお楽しみあれ。

BBC Worldではロンドンオリンピックでおなじみ? Ellie Goulding(イングランド) 『Lights』 / 『Bright Lights』

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本ブログでも以前映画 『キックアス』のOST で紹介した「Starry Eyed」を歌っているEllie Goulding。今回彼女のファーストアルバム『Bright Lights』を買ったのでご紹介。 『キックアス』OSTは彼女の歌う「Starry Eyed」1曲で購入に至ったこともあり、『Lights』は以前から購入しようと思ってはいたのだが、なぜか購入には踏み切れないでいた。でも、最近BBC World News(ケーブルテレビとかで見れる英国国営放送の国際版チャンネル)でしょっちゅう放送されるロンドンオリンピック関連番組「London Calling」のCM( こちらのリンク から御覧いただける。本家のミュージックビデオよりかっこいいかも。)に、アルバムタイトルともなっている「Lights」が使用されていることもあり(ヘビーローテションの力とはすごいものだ!)購入した。 まずはUS版『Lights』と『Bright Lights』に収録(UK版『Lights』には未収録なのでご注意!)されている「Lights」をご覧あれ。

Digitalism(ドイツ)

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Jens "Jence" Moelleとİsmail "Isi" Tüfekçiによるドイツのデュオ。レコーディングは、ドイツ、ハンブルグにある彼らが所有する、掩蔽壕(第二次大戦の時のものだとか)でしているとのこと。 デビューアルバム『Idealism』はどこよりも先に日本で発売されており、日本では東芝EMIから2007年5月9日に、フランスでは「Kitsuné」レーベル(*後述)から2007年5月21にリリースとなっている。US Top Electronic Albumsチャートでは6位を記録している他、日本とベルギー(Flanders)チャートでは20位を記録。 収録曲「Idealistic」「湾岸」でおなじみ、『 ミッドナイト クラブ: ロサンゼルス 』のトレーラーに使われている他、海外Wii版の『Just Dance 2』に収録されている(残念ながらそれの日本版となる『 JUST DANCE Wii 』には未収録のようだ)。

LMFAO「Party Rock Anthem」のシャッフルダンスをかっこ良く踊ってみよう!

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短距離走の ウサイン・ボルト選手 だって踊ってるシャッフルダンス。かっこよく踊ってみたくはないだろうか? 家庭用ゲーム機のダンスゲーム、『 ダンスセントラル2 』の DLC や、(ダンス好きには物足りない)『 ジャストダンス3 』でも 踊れる のだが、やっぱり本物のシャッフルの方が断然かっこいい。 でも、どうやったらシャッフルをかっこ良く踊れるのだろうか?踊り方を教えてくれるビデオを探してみよう!

Lana Del Rey (アメリカ) - 『Born to Die』

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あれは先月のこと。フィンランドからスウェーデンに行くフェリーだったろうか。フェリーのベッドに恋人と横になって、寝る前にテレビを見た。その時点で私たちが別れることは、ふたりともわかっていた。最後の二人旅。 テレビではLana Del Reyが「Video Games」を歌っていた。その気だるげな歌い方が、彼女のとの楽しかった日々を懐古的に思い出させ心に残った。そして彼女のもとを去ってからもお気に入りの歌手となったのだった。 まあ、他人さまにとってはくだらない個人的な話(実話だが)は置いておいて、「Video Games」を聴いてもらおうか。 これがフェリーで見たもの。イギリスの「Later with Jools」という番組でのライブ版だ。ハリポタのDaniel RadcliffeがDel Reyを紹介しているSNL版も こちら で見ることができる他、 ミュージックビデオ も存在する。シングルはドイツとUKインディーチャートで1位、オーストリア、ベルギー(Flanders)、スイスのチャートで2位、フランス、オランダで3位を記録した。 続いて「Born to Die」のビデオをどうぞ。 この2曲でガツンとヤラれてしまった私はもちろんアルバムを購入した。デラックス版を。ところがどうだろう、 Amazonのレビュー は賛否両論だ。それもそのはず。この気だるさオンリーで構成されているのは「Video Games」と「Born to Die」しかないのだから。彼女の歌の魅力は、この2曲にも含まれているが、この2曲だけで彼女の歌の持つ世界観を見るのはお門違いだ。逆にその2曲の気だるさから彼女を敬遠している人も多いようだが、ぜひもっとDel Reyの別の曲も聴いて欲しい。かなり別の歌い方をする彼女を聴くことができるし、より危険で魅力的な彼女の世界を味わって欲しい。

Veronica Maggio(スウェーデン) まとめ

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Veronica Maggioは、1981年生まれ、イタリア系スウェーデン人のシンガーソングライター。 2006年3月にデビューシングル「Dumpa mig」をリリース。スウェーデンシングルチャートで14位となる。こちらがそのミュージックビデオ: その後7月にリリースしたセカンドシングル「Nöjd?」は、同チャートで6位となった。同年Universal Musicと契約、夏にはツアーもしている。サードシングルは10月にリリースされた「Havanna Mamma」。 9月にリリースされたデビューアルバム『Vatten och bröd』は、スウェーデンアルバムチャートで初登場18位、その後14位まで上り詰めた。アルバムはAmazonから購入可能だ。 --------------------------------------- 続いて2008年3月にはセカンドアルバム『Och vinnaren är...』をリリース。