あけてそうそう去年のランキング

あけてそうそう去年のランキング

みなさん、あけましておめでとうです。
更新率かなり低いですが、今年もよろしくお願いいたします。
新年早々で恐縮ですが、去年を振り返ってみます。

去年のトップ5アーティスト!

順位:アーティスト名(国名)再生回数

1:Goldfrapp(イングランド)431曲 (関連投稿
2:Alpha (イングランド)312曲 (関連投稿
3:Michael Nyman (イングランド)228曲 (関連投稿
4:DJ Encore(デンマーク)225曲 (関連投稿
5:Blossom Dearie(アメリカ)175曲 (関連投稿

上位3つがなんとイングランド勢に占められてしまいました。
5位にはアメリカから、50年代から現在まで活躍している1926年生まれ(83歳!)のBlossom Dearieさんが。


去年のトップ5トラック!

順位:アーティスト名-トラック名(国名)再生回数

1:Alpha - Sometime Later (イングランド)112曲
2:September - Cry For You (スウェーデン)101曲
3:Alphaville - Forever Young (ドイツ)86曲
4:Vangelis - One More Kiss, Dear (ギリシャ)85曲
5:September - Satellites (スウェーデン)79曲

1位2位、3位4位共に、かなりの接戦。
その中でもSeptember(スウェーデン)ががんばってます。6,7,12,18位にも顔を出しています。最近はぜんぜん聞いてないけど。ニューアルバムのせいで。


去年のトップ5アルバム!

順位:アーティスト名-アルバム名(国名)再生回数
リンクは本部ログ内の該当記事

1:September – In Orbit(スウェーデン)660曲
2:Alpha – The Impossible Thrill(イングランド)386曲
3:Goldfrapp – Felt Mountain(イングランド)244曲
4:Robyn – Robyn(スウェーデン)217曲
5:Vangelis – Blade Runner(ギリシャ)183曲

スウェーデン勢、イングランドに負けじとがんばっています。
ちなみに6位はAlpha(イングランド)のThe Sky Is Mine。





せっかくだしアーティスト別に解説しようかな。


September

スウェーデンの歌手、Septemebr。

本名 Petra Marklund、18歳のときに "La La La (Never Give Up)" などの曲がヒットする。

その後レコードレーベルと意見の相違などによりCatchy Tunes / Family Tree Music AB にレーベルを変え活動。



以下公式サイトバイオグラフィーより翻訳。



Petra Marklund は12歳のときにはすでにすでにスタジオでレコーディングをしていた。

17歳のときにはロックバンドで歌っていた。 スウェーデンの高校を卒業した時にはすでにレコード契約をしていた。

Septemberと名乗り、18歳のときに "La La La (Never Give Up)"、"We Can Do It"、"September All Over" などのヒット曲を出した。

曲は "ダイナミック ヒットメイキング トリオ" Jonas von der Burg、Niclas von der Burg、Anoo Bhagvan らによって書かれプロデュースされ、Petraも作製に加わっていた。



2年と休暇の後、Septemberはこれまでとは違うレコードレーベルの元で歌手としての活動を再開。

Petraによるとそこでは彼女のイメージに関する無関心があったという。

彼女のやりたくないことがあったり、例えば彼女の容姿に重きを置く、口パクでのパフォーマンスなど。

彼女にとっては一回一回のパフォーマンスが重要で, 歌い、踊ることが重要なのだ。

(21歳のときにはすでに何年ものダンスレッスンを受けており、"Satellites" のミュージックビデオではノンストップで28時間も踊り続けた。)

ハウスミュージックが大好きだと語るPetraは、Kylie Minogue と Annie が大好きで、一番好きなミュージックビデオは Britney Spears の "Toxic" だそうだ。



アルバムからのファーストシングル "Satellites" は即座にスウェーデンでヒットし、視聴者と評論家両者に気に入られた。

一般のラジオ局のみならず、スウェーデン国営ラジオにおいても最も再生回数が多い曲となった。

(スウェーデンシングルチャートでは4位、スウェーデンダンスチャートでは2位、スカンジナビアダンスチャートでは8位でituneからのダウンロード数が最も多かった曲のうちのひとつであった。)

スウェーデンの音楽雑誌、Sonic はこの曲を "ベスト ユーロ ディスコ ソング オブ オールタイム" に選んだ。



Petra は作詞とともにしばしば作曲もする。 アルバム In Orbit の中の曲は Jonas、Niclas、Anno によって書かれ、プロデュースされた。

"このアルバムの中で私が一番好きな曲は Cry For You。 この曲は愛がもうないのに関係をただそのまま続けている状況を歌った曲で、だから歌の中の女の子は別れることを決意するの。" -Petra

彼女は歌う際に歌の中の情景を思い描きながら歌おうとする。 彼女の感情的な歌い方は事実彼女がとても感情的な性格であことに起因する。

彼女はよく笑い、よく泣き、歌ったり、歌を書いたり、絵を描いたりしながら一晩中起きている。 (彼女は今でも両親とともに暮らしている。)



あなたに対するイメージの中で誤解されていると思うものは何ですか?

"多分ブロンドでダンスミュージックが好きなせいで頭が空っぽな女と思われているんでしょうね。"



すでにアメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、アフリカ、オーストラリアを含む50の国を回る契約がなされているという。

"私は旅行するのが好きな他のみんなと同じ。 ステージに立つのは仕事。"



September に関するいくつかの事柄:

-Petra Marklund は9月 (September) に生まれた。 彼女の芸名は、プロデューサーのうちの一人 Jonas の娘 Juni (スウェーデン語で6月の意) の名づけ方の影響である。

-彼女の母親はスロベニア出身でスロベニアのソングコンテストに参加した事がある。

-SeptemberのNo1ヒット "Satellites" とは関係がないが、彼女の父親は宇宙物理学の教授である。

-彼女の曾おばあさんは占い師で、Petraは夢が叶うことをすでに知っていた。 (訳注: よくわからなかった。違うかも。 Petra herself has been known to dream dreams that turn out to be true。)

-Petraは最近すばらしいアコースティックパフォーマーとしての評判も得ている。

スウェーデン国営テレビ/ラジオ放送では彼女のダンスミュージックのアコースティックギターのみの伴奏で歌ったバージョンが放送された。

-彼女は絵を描くことやデザインすることも好きで、彼女の姉 (又は) 妹は服のデザインやイラストレーターをしている。





以上公式サイト掲載のバイオグラフィーより。





さて、Septemberの解説もすんだところで、アルバムIn Orbitのミュージックビデオだ!


このミュージックビデオで何人落ちるでしょうか。(えーと、つまり購入の方向に。)
September - Satellites

曲も笑顔もいいわ。ただハッピーなだけの曲じゃないところもミソだね。なんだかSeptember、大体どの曲も歌詞自体は結構辛らつだったりして、そのギャップもいいかも。

September - Looking For Love


September - Cry for you

曲はIn Orbit収録バージョンが好き。だから買うなら今回1位のIn Orbit。このビデオの曲はサードアルバムDancing Shoes収録版。大きな差はないんだけれども、細かい音の付けたしとかがわざとらしくて嫌。

September - Flowers On The Grave





Alphaはミュージックビデオ無い?じゃあとばそっか。いいのかそんなので。まあ、眠いし、いっか。




Goldfrapp関連投稿

Goldfrappは、ヴォーカル/シンセサイザーのAlison Goldfrappと、シンセサイザーのWill Gregoryがパーティーとかでであって「なんか私たちの聴きたい曲無いよねー。作ろっか。」とかで作ったグループ(だったはず)。
私としてはその彼らが聴きたかったから作ったはずのファーストアルバムFelt Mountain、がもっと聴きたかったんだけど、セカンドBlack Cherryではガラリ360度近く方向転換。じゃなかった、180度近く方向転換。ヒット炸裂する。
第49回グラミー賞では"Best Electronic/Dance Album"ノミネート。
2008年の4つ目のアルバムSeventh Treeではセカンド以降のテンポを切り落としファーストに近づくも曲がファーストのような“悲しそうで幻想的で怖くていい”からまたも180度近く逆っぽいサウンドに変わった。
アルバムアートとか含めてヴィジュアルが日本人受けしそうな感じかも。

Felt Mountain収録曲のビデオ。

この出だしで始まるFelt Mountain。初めて聴いた瞬間はショッキングだったなー。それと同時にこのジャケ買いも間違いじゃ無かったって感じた。
Goldfrapp - Lovely Head



Goldfrapp - Utopia



アルバムバージョンより出だしがジェームズ・ボンドっぽくなってるGoldfrapp - Human






Robyn関連投稿

1991年、Robyn13歳(!)のときにスウェーデンのテレビ番組のためにテーマソングをレコーディングとかしてたんだって。
それを、日本で有名なMeja(スウェーデン)に歳発見され・・・中略・・・歴史は作られた。(えー。長いので詳しくはwikipediaへ

90年代は普通にAbsolute Young Starsなんていうポップ万歳的なコンピに入っているような歌手だったのに、うまく個性が出てきた感じ。
Britney(アメリカ)、Kylie(オーストラリア?イギリス?)とその妹のDannii(オーストラリア)とかは同じような立ち位置からセクシー系に走ったよね。それも私から見ると
「ティーンポップ⇒セクシー系=ギャップの差もあって売れる」
的な公式があってのことだろうな、と。でもRobynは彼女たちとは違って、思いっきり自分、自分の主張が出せているところがいい。しかも曲も最高。


ヒップホップ系だけど、ポップ寄りで、基本的にヒップホップが嫌いな私でもはまった。
以下昔の投稿より
quote:

どうやら日本でも流行りだしたと伝え聞くRobyn。昔の曲とは大分スタイルが違うが、良いよ。お薦め。私が買った版には表紙に評が書いてあるシールが貼ってあるんだけど、ATTITUDEの評が結構的確にこのアルバムを表してるかも。
"Her album is strangely eccentric, yet deliciously workable set of futuristic pop anthems, manga hip hop and devastating balladry."
親日かどうかは知らないけど本作のレーベルはKonichiwaレコード、2曲目はその名もKonichiwa Bitches。ミュージックビデオは“欽ちゃんの仮装大賞”的な雰囲気を上手く取り入れた感じ。日本観は他のヨーロッパアーティストと似てなんか変だけど、“仮装大賞らしさ”はホンモノ。
/quote
で、仮装大賞もの、Konnichiwa Bitches。


Robyn - Be mine


スウェーデンのダンス方面の人Kleerupとの曲, これでアルバム購入した。(その前にこの曲をiTunesで買ったから被ったけど。)
Kleerup feat. Robyn - With Every HeartBeat

とんがった靴もいいけど、ストップモーションちっくな積み木もイイ!
なんか北欧っぽい感じだよね。


Vangelis
ヴァンゲリスは、誰でも知ってる「炎のランナー」(オスカー受賞)とか日本名犬映画?「南極物語」とかの映画音楽を作ってたりもするけど、映画音楽化だとは思われたくないらしく(そのためながーいあいだブレードランナーのサントラはNew American Orchestra版しか売ってなかった)、ソロでの活躍のほかにも、Yes(イングランド)のJon Andersonと組んでJon and Vangelisとして活躍してたり、オリンピックやFIFAやNASAの火星探査プロジェクトなどの曲もつくってたりするすごくすごい人。
曲の美しさはぴか一。
また、ブレードランナーのEnd Creditは、Future Gripというなぞのアーティストによってダンスバージョン「Blade Runner 97」が作られているほどの名曲。

ヴァンゲリス版には映画の台詞も入ってる。


これがかの有名なEnd Credit。うわー、こんなミュージックビデオ知らなかった。いつ聴いても泣けるなー。あ、3分50秒あたりからがアルバム版と違う。


そんなブレランのサントラの中でも、異色のOne More Kiss, Dear。どうも、Ink Spots(アメリカ)のIf I Didn't Careを劇中に使いたかったけど、使えなかったらしい。


最後は泣きのTears In Rain。ちゃんとこの台詞入り。




というわけで皆さんお待ちかね、
トップ5アルバム購入先!


1位:September – In Orbit

September、前作とはレーベルを変えての通算2枚目のアルバム。いいです。ジャケ買い大成功の例。


2位:Alpha – The Impossible Thrill

ダンス系ではないけれども、このゆったりした美しいメロディーと浮遊感はたまらないはず。


3位:Goldfrapp – Felt Mountain

こちらもメロディーと浮遊感、美しくも恐ろしいまでの雰囲気。クラスメイト曰く、「夜聞いたら自殺したくなるわこれ」。


4位:Robyn – Robyn

20年に1度の奇跡だな、これは。

5位:Vangelis - Blade Runner

これはブレラン25周年版の3枚組みセット。1枚目はすでに持っていた私も、これには手を出さざるを得なかった。2枚目の曲も最高に美しい。3枚目は、ブレランとは結構離れた感じの、でもヴァンゲリス。





ということで、今年もよろしくおねがいします。
皆さんが今年もいい音楽に出会いますように。






おまけ:

ついでにGoldfrappの新アルバムからA&E。
Goldfrapp - A&E





昔のロビン。昔はBritneyと同じJiveレコード所属で、Britneyのバックコーラスとかもやってたんだって。
この曲は94年発表、後97年にインターナショナル向けに再リリースされてる曲。
Robyn - Do You Really Want Me

アルバム『Robyn is Here』に収録。





ブレランで使いたかったけど使えなかったInk Spots(アメリカ)のIf I Didn't Care。彼らの曲はどれもよく似ていて、笑える。いや、いい曲の数々だけど。イントロだけ聴いて次の曲にスキップ、イントロ>スキップしたら出だしが一緒で、おかしい。

ちなみに「ショーシャンクの空に」ではこの曲が使われている。

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David Guetta(フランス) - 『Nothing But the Beat』

主にスウェーデンのダンスポップ系のとか、海外アーティストの歌ってる日本語の歌とか、ごちゃごちゃ