脱力系コスプレジャーマンポップ? Michael Wendler(ドイツ)

Kotaku Japanに載ってた脱力系『ヘイロー』コスプレシンガーMichael Wendler(別に普段はコスプレして歌ってないけど)。記事になっていた「Piloten Wie Wir」のミュージックビデオのあまりの情けなさに思わず興味を引かれ調べてみた。

Wikipediaドイツ版では一応「Schlager(シュラガー) シンガー」ってことになってる。一応20アルバム、9DVD出してるつわもののようだ。「シュラガー」はドイツ語で「ヒット」の意味。でもこの曲でシュラガー言うかなぁ…。シュラガーに関しては以前書いた記事「Schlagerというスタイル」を参照あれ。

その2010年のシングル「Piloten Wie Wir」のビデオはKotaku Japanの記事でどうぞ。


シングルもたくさん出しているようだが、トップ10圏内に入ったものは無い様である。最高が2008年の「Häschenparty (mit Schnuffel)」で、ドイツで16位、オーストリアで29位。せっかくなので動画をどうぞ。



このSchnuffel(英語ではsnuggle、「抱き寄せる」という意味)はビデオで歌ってるウサギ。ドイツのメディア会社Jamba!のマーケティングキャラらしい。ちなみにこのウサギだけで歌った「Kuschel Song」はドイツ、オーストリア、リトアニアで1位を取っている。Michael Wendlerがいないほうが売れるって言うことじゃ…

あとはドイツで21位を取った2009年の「I Don't Know」。こんな曲である。



いやー、90年代ならわからんでもないけど、2009年でこれだよ。これで「シュラガー」って、そうなのかなぁ。安全圏狙ってるんだろうけど大ヒットしないのも確実だよね。

一応シングル「Sie Liebt Den DJ」が2010年3月に15万枚売れてゴールド入り。聴いてみようか。



なんかこういう系のドイツの曲(嫌いじゃない)、80年代のModern Talkingあたりから成長がない気がするなぁ。それがいいところでもあるんだけど。

コメント

  1. このSchnuffelが気になって読み方がわからずこちらに来ました。Youtubeでスゴイ再生回数だけど日本では・・・・シーン・・・またこのMichael Wendlerの入った曲も見ましたけど、彼が歌っていないところの部分の方が確かにいい感じでした。ノリとこの歌い方は2009年でちょっと(いや、かなり)ないかなと(笑)

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  2. youusさん、コメントありがとうございます!そうですよね、日本での知名度はいまいち…というかサッパリなようです。Schnuffelのカワイさに負けるのは当然(笑)としても、もうちょっとがんばって欲しいものです。

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