『イギリス英語 日常会話表現集: 暮らしの英会話トレーニング』書評

『イギリス英語 日常会話表現集: 暮らしの英会話トレーニング』書評


この本をひとことで言うと

ふとした日常生活で、受け答えができるようになる本。

まず断っておくと、この本は英語初心者向けではない。少なくとも付録CDは。だが同時にとても良い教材である。本書を読むのにぴったりな人はこんな人だろう:

  これからイギリスへ留学に行く予定、もしくは留学中の人

または

  (イギリス)英語のテレビ番組や映画に慣れ親しんでいる英語学習者


内容は本書の題名どおり、「日常会話表現」が集められた物。そして日本で普通に英語を学習しているとなかなか戸惑ってしまうのがこの「日常会話表現」なのだ。日本の学習ではおざなりにされている「普通の会話」。日常生活していて普通に出くわすシチュエーションで、英語で何と答えればいいのかわからない事はないだろうか?

テレビドラマでは内容に集中して何気なく過ぎていく日常のひとコマ。そんな、ほんの些細なシーンでも、実際にそのシチュエーションに出くわしたら「Yes」とか「No」もしくは「Maybe」意外に言葉が浮かばない。でも実際そんなシチュエーションで交わされる会話は、意外と「決まり文句」で成り立っていたりするのだ。そんな、「よくある状況」で使われる(普通に学習していたらまず習得することのない)「決まり文句」を学べるのがこの本だ。

本書で取り上げられているシチュエーションも「買い物に行った先で」とか、「外に軽く飲みに行ったとき」、や「久々にあった知り合いに調子を聞かれる」なんていう、実際生活する中でよく出てくるシチュエーションから、「病院の予約」、仕事や配偶者を亡くした人とのやりとりなど「稀だけど十分ありうる」、知っておいて損はしないシチュエーションまで網羅されている。

付録CDの出来も良く、日常生活なスピードと喋り方で文章が読み上げられている。そのため英語初心者や、英語中級者でも「英語学習用の英語」ばかり聴いて学んできた人にはかなり難しいだろう。もちろん本書にはスクリプトも書いてあるのだが、英語のリズムに慣れていない人には、聴きながらスクリプトを読むことが苦痛になることうけ合いだ。

本文ではその言い回しが使われる理由などが「解説」で述べられている他、「注意点」などでは実際にそのシチュエーションに遭遇したときの注意点も記されている。イギリスとアメリカでの文化の違いからくる言い回しの違いについても述べられていたりもするし、同じシーンの解説でもいくつかのバリエーションが紹介されているのもうれしいところだ。

留学に行く人はもちろんのこと、留学中の方にもおすすめの一冊。残念ながらもう絶版となっているようだが、中古ではまだ出回っているようだ。

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