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今日頭の中で流れていた曲 ~誰かこの曲を止めてくれ!!~ Republica(イングランド) - Ready to Go
今日頭の中で流れていた曲 ~誰かこの曲を止めてくれ!!~ Republica(イングランド) - Ready to Go 確か97年くらいに購入した多分UKとかそっちの方のヒット曲コンピChart Bustersに収録されてたこの曲。 このバンドは1994年結成で、96から98年あたりが絶頂期だったそうな。 ジャンルは”テクノポップ パンク ロック”とか、Melody Maker(音楽系新聞か何か)には”エレクトロニカ”とかいわれていますけど、ジャンルわけって難しいね。 彼らのファーストアルバムRepublicaはアルバムチャートで4位を記録。セカンドアルバムSpeed BalladsとそのリードシングルFrom Rush Hour WIth Loveはそれぞれ37位、20位だったそうです。 その後レコードレーベルがBMGに吸収され、Best Ofが発売、しかしヴォーカルのSaffronは彼女の新しいバンドのウェブサイトから「ファンの皆様へ、このまがい物のリリースにだまされないで。これはまったく公式なものではなくて、バンドはこれに関する取引をしてないし、この話も聞かされてすらいなかった。収録曲も私たちが選んだものじゃないし、カバーの写真もずいぶん昔のもの、クオリティーも悪いし、バンドが新たなアルバムを作るために何の貢献にもならないわ。」と述べたそうな。 その後彼らは新たなリリースもなく、メンバーもソロでやってたり。 ヴォーカルの人はナイジェリア生まれで、ポルトガル、中国、イングランドから血を引いてるんだって。 彼女はThe Prodigy(イングランド)のFuel My Fireでfeatヴォーカルしてるよ。 Junkie XL (オランダ)のアルバムでも歌ってるみたい。 では肝心の私の頭の中の曲 Republica - Ready To Go (Pop Version) Ready to Go の後のヒット曲 Drop Dead Gorgeousもどうぞ。 この曲は映画スクリームの劇中でも使われてるけどサントラには残念ながら入っていません。残念・・・。 Republica - Drop Dead Gorgeous じゃあおさらいで、だいぶクールになってZoom Zoom Zoomな、US版。 Republica - Ready To Go (U.S. mix/r...
Moulin Rouge - 『Boys Don't Cry』日本語版も大ヒットのスロベニアのハイエナジーグループ
Moulin Rouge(スロベニア)は、ヴォーカルのAlenka Šmidová-Čenováとソングライター、キーボード、プロデューサーを兼ねているMatjaž Kosiからなるグループ。名前はもちろんあの映画にもなったフランスのキャバレーからきている。 元々はVideosex(当時はスロベニアじゃなくユーゴスラビア)とシンセポップグループにいたMatjaž Kosiがバンドを脱退し作ったのが、Moulin Rouge。バンド設立の1985年当時は3人の男性からなるバンドだったのだが、ヴォーカルのAlenkaとMatjažとの二人バンドになるのは1987年のこと。1988年にはユーロビジョンに向けたユーゴスラビアの国内予選で「Johnny je moj」が5位となっている。その後1990年まではアルバムを出していたものの、一時活動を停止していたのか、2000年にはバンド名を「Moulin Rouge 2010」と改め、Matjažと新たなボーカルKarmen Plazarで活動再開したようだ。 Wikipediaの解説ではこのバンドは「ドイツ、スカンジナビア、アメリカ、イタリア、そして特に日本のエレクトリックダンスミュージックファンのあいだで成功を収めた」とされている。 国際的にヒットしたのは1987年の「High Energy Boy」と、1988年の「Boys Don't Cry」。 アルバムタイトルにもなっている「Boys Don't Cry」を聞いたときは Stock Aitken Waterman (UKのプロデューサーチーム。以下SAW)がプロデュースしてるのかと思った。それくらいSAW的で楽しい感じが好きで、そしてヨーロッパ訛りの英語に萌える人にはたまらないかもしれない。 だが私にとっては楽しいだけのメロディーはつまらない。なので言っちゃ悪いが、「その程度」かと思ったのだ。しかし!他の曲を聞いてみると、ただ「SAWっぽい」だけではないことがわかってきた。と共に、彼らの音楽の面白さに気づいた。
Maroon 5 - Moves Like Jagger ft. Christina Aguilera (アメリカ)じゃなくて Aneka - Japanese Boy(スコットランド)
Maroon 5(アメリカ)がChristina Aguilera(アメリカ)をフィーチャリングした「Moves Like Jagger」。キャッチーなコーラスパートでフィンランドでも今流行っている。 ビデオの最初と最後に映るインタビューに出てるイケメンは、曲のタイトルにもなっているThe Rolling Stones(イングランド)のボーカルとして有名なMick Jagger。曲の内容は、Mick Jagger独特の動きをオレは持ってるぜ、てなヤツがで女性をモノにしようとするようなもの、と言ったらいいのか。 ビデオの監督はスウェーデンの映画/ミュージックビデオ監督のJonas Åkerlund。Madonna(アメリカ)の「Ray of Light」でグラミー賞ベストミュージック獲得している人だ。 曲の方は、カナダ、デンマーク、フィンランド、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スコットランド、韓国、サウスアフリカ、USビルボードトップ100で1位。オーストラリア、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、イタリア、スウェーデン、UKシングルで2位という、すごい人気だ。 iTunesから視聴/購入したい場合は『Hands All Over (Deluxe Version)』に収録されていのでそちらからどうぞ。 Amazonから購入したい方は10月5日から発売『ハンズ・オール・オーヴァー+2』に収録されているようなのでそちらをどうぞ。 でも、今回の投稿の本題はこの曲じゃなくて、この曲で思い出しちゃったあの人の曲。たぶんこの曲をすでに知ってる人が「Moves Like Jagger」を聞けば、こっちを間違えて口ずさんじゃうんじゃ…てな曲だ。その曲は… Aneka(スコットランド)の「Japanese Boy」。 そう、どうしても一発屋として知られるAnekaが1981年に放ったその一発、「Japanese Boy」を思い出してしまうのだ。(ゲーマーにとっては『グランド・セフト・オート:バイスシティー』のFlash FMでかかっていた曲と言ったら通りがいいかもしれない。) この曲もMaroon 5に負けず劣らず(とも言えないが)チャート成績は良くて、UK、アイルランド、スウェーデン、スイス、ヨーロピアンチ...
Tuesday Girls - When You're A Tuesday Girl ノルウェー
“メンバー全員全員火曜日生まれだから” という安直なネーミングの安直なネーミングの謎の5人組ガールバンドTuesday Girls。 音楽版ウィキペディアといった感じのするLast.fmですら特にこれと言った情報も(リスナーも)無い。日本版CDでは日本でのプロモーション時の写真がどかどか載っているので下手すると日本でしか流行らなかったのか、はたまたすぐに解散、もしくは別名で活動か。 元気の出るポップと言ったところか。楽曲は結構良い。元気を出したいときにいいかも。 なぜかアマゾンにはシングル、“いい子になれなくて”と、ノルウェー公演版とカラオケ版収録の“ライト・バイ・ユア・サイド ”が売られていた形跡が。(どちらとも持ってないけど) ノルウェーの、悪く言えば普通のポップバンドで、しかも楽曲が特にヨーロッパ的でないこのグループがシングルを2枚も発売、その上アマゾンでも売られていたのかと思うとやはり日本市場狙いだったのか。
David Guetta(フランス) - 『Nothing But the Beat』
なぜかこのブログには「デイビット・グエッタ」とか「デヴィッド・ゲッタ」でググッて来る方が多いので、期待に答えて曲をご紹介。David Guettaが気になる方は、当ブログの この投稿 をご覧あれ。 さて、今回紹介するのは超人気DJ、David Guetta(フランス)の5枚目となるスタジオ・アルバム『Nothing But the Beat』からの楽曲をドドンと紹介。参加アーティストも超豪華でインターナショナルだ。なお今回の新アルバムは、Kings of Leon(アメリカ)やColdplay(イングランド)などのロックバンドにインスパイアされた、ロックの影響を受けたダンスプロダクションだそうだ。 まずは、アルバム収録曲の中でたぶんその「ロックの影響」を一番受けていると思われる曲、「Titanium」をどうぞ。 FeatされているのはSia(Sia Furler、オーストラリア)。この曲はアルバムリリースに先駆けてプロモーショナルシングルとしてリリースされ、オランダ、オーストリアで3位、UKダンス4位、ノルウェーで5位を記録している。 Wikipediaによると 、この曲はもともとMary J. Blige(アメリカ)がヴォーカルをレコーディングしていたとか。 「Titanium」シングルはiTunesのこちらから視聴購入できる そんでもって、アルバムからのファーストシングル「Where Them Girls At」はトリニダード・トバゴ生まれのラッパーNicki Minaj(アメリカ)と、Flo Rida(アメリカ)をfeatしている。 シャボン玉に触れた女の人達がヘンテコダンスを踊りだすこの曲は、UKダンス、スコットランド、ベルギー(ワロン、フランドル共)の各チャートで1位、UKシングル、スイス、イタリア、カナダ、オーストリアで3位、と好評を博した。ちなみにビデオ中にGuettaが使っているのはソニー・エリクソンのアンドロイドスマートフォン「 Xperia Play 」。(ちなみにこの Xperia Playコマーシャル集 にでてるKristen Schaal さん、 本ブログでも紹介 した『Flight of the Conchords』で熱狂的なファンを演じていたあの人。) iTunesではこちらから視聴購入可能 ...
Rebecca Black(アメリカ) 史上最低の曲「Friday」を歌う13歳
Rebecca Black(アメリカ) 史上最低の曲「Friday」を歌う13歳 獣医の夫婦のもとに1997年に生まれたRebecca Black。学校では優秀で、ダンスを習ったり音楽のサマーキャンプなどにも参加。2008年愛国NPO教育団体「Celebration USA」に参加後、公の場で歌い始める。この時点ではSelena Gomez(アメリカ)やJustin Bieber(カナダ)が好きな普通の10代の子だった。 2010年末、BlackはクラスメイトにLAのレーベル、Ark Music Factoryでミュージックビデオを作れると教えてもらい、ミュージックビデオをプロデュースしてもらうことに。母親が4000ドル(約34万円)を払い、ビデオの所有権をArk MusicではなくBlackが握ることに(この権利分だけで2000ドルしている)。 2011年2月10日YouTubeとiTunesで「Friday」をリリース。その後バイラル効果でビューがドンドンと増えていき、デジタル版シングルの初秋売り上げは4万コピー。3月25日にパブリシストとマネージャーを雇ったそうな。色々なソングライターやレコードレーベルからアルバム制作の提案をうけているとのこと。現在は新曲「LOL」(Laugh Out Loud/大声で笑うの略日本で言うと「w」みたいな意味)を録音中だとか。 では早速話題の「Friday」をどうぞ。 * パラパラ漫画を再現しようとして失敗した感のある部分が後半にあり、「強い光が点滅」的効果のあるパートになっているので注意。なお、該当部分を「SEIZURE TIME!」(発作タイム!)とネタにしたり、「Friday」部分を「Fried Egg」(玉子焼き)と空耳してみたり、ペドベアーが出てきたりもする 「Memes Mash-up」バージョン なんてのも作られている。 お聴きのとおり、というか、まあ、結局のところ「史上最低の曲」として有名になってしまった「Friday」。あのJustin Bieber(カナダ)の「Baby」よりもYouTube上で嫌われた曲となっている。(「Baby」は現在121万以上の低評価、60万の高評価、対する「Friday」は、現在170万以上低評価、高評価は21万程度。) だがこの曲を評価して...
『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』書評と、もっといい勉強方法。
イングリッシュ・モンスターの最強英語術 菊池 健彦 著 ひきこもり生活 のなかで英語を勉強(これを「ひきこもり留学」と表現しているが、私はナカミを読むまでひきこもり者が留学した話なのかと思っていた)、 TOEIC990点満点 を24回もとったという著者の英語学習法を記した本。 1章:まず読むべきは著者が如何にして英語勉強、そして上達に至ったかを記したこの章だ。そしてそれは多くの英語学習者、引きこもりの人々に 希望を与える であろう。 2章:「日本人は英語が苦手」という私たちに 植えつけられた認識を考え直す 役に立つ。 3章:この章に書かれていることは正論すぎて、読んでやる気を無くす人もいるだろう。 やる気を無くしそうになった方はぜひこの投稿を最期まで読んでほしい。 ちなみに、ニュージーランドにある大学の外国人向け英語学習コースでは1日5単語程度が記憶可能な単語数だとしている。 4章:英語のテレビ番組などを通じて聞き取りを学ぼうとし挫折しかけた人にはいいかもしれない。 5章:写真付きで紹介されるDIYアイテムには引いてしまう人も多いかもしれないが、ナイスアイデアだ。私の通っていた大学の英語の先生はテープレコーダーを使ってこれと同じことをしていた。ただ、個人的には自分の発音をわざわざ聞き返さなくても真似るだけ、もしくはシャドーイング、で十分だと思う。もちろんカタカナ発音の英語を完全に取り払えることが出来ればの話だが。 6章:章のタイトル「 文法なんてだんだん慣れるもの 」にはまったくもって納得。SVOやSVCなんて実際に英語を使う上で必要ないどころか変に知っていてもじゃまだと思うのでこの章自体読み飛ばしちゃってもいいんじゃないかとも思う。 7章:TOEICを受ける人なら読んで損はない。 8章:「読み飛ばして構わない」と名が打たれているが、意義があることが書いてある。 一読に値する本だと思った。これから英語を勉強しようという人にはぜひ読んでもらいたい。 だが、彼の実践した勉強方は、なかなかの モチベーション がないとやっていけないはずだ。そこでここに私が実践してきた英語勉強方を記す。そして、それが多くの英語、語学学習者の助けになればとも思う。 -------------------- 私abcxyz自身もまた、引き...
『Portal 2』の音楽もステキ!
『Portal 2』の音楽もステキ! AtlasとP-bodyなんだか泣けてくるシーンも入ったこの『Portal 2』トレーラー集。その音楽を担当しているのはインディーロックバンドのThe National(アメリカ)だ。 The Nationalが『Portal 2』に関わってみたいと彼らのレーベルBug Musicに申し出たところ、Bug MusicがValveに話をしに行き、実現したようだ。ValveとBug Musicは「素朴で感情に訴えかける音楽が、『Portal』をプレイした人が感じるのと同じような、心のそこから感じるモノを聴く人に与える」として採用されたようだ。 iTunesからは、その名も『Exile Vilify (From the Game "Portal 2") 』と題されたシングル版が購入できるようになっている。 ----- さて、ここから先はネタバレを含んでいますので要注意。 ----- タレットたちが可愛らしく歌い上げる通称「タレット・アリア」の歌詞はイタリア語。 Steam Forum に掲載されている英訳歌詞によれば おお、私の美しい娘よ、おおチェルよ、あなたを尊敬する、そしてさようならいとしい人よ、おお私の息子よ、科学から遠く離れたところへ行かないのはなぜ? と言った歌詞のようだ。ちなみタレットたちはエンディングよりも前、チェンバー16の隠しエリアでもでもその 美しい歌声を披露 している。 さてさて、そのタレット・アリアの後で聞くことのできる曲も紹介しないとね。『Portal』で「Still Alive」を作曲したJonathan Coulton(アメリカ)も本作にはもちろん参加している。そしてお察しの通り、『Portal 2』のエンディング曲では彼の作曲にGLaDOS役のEllen McLainをヴォーカルにした曲が流れる。それがこの「Want You Gone」。未プレイの人が聞くとネタバレなのでおすすめしないが、どうぞ。 あと、 Doope! でも紹介されている「Robots FTW」についても、ちょっと調べてみたのでそれについても少し書いておこう。アメリカのAmazonの 『Portal 2』特設ページ で何故か聞くことのできるこの「Robots FTW」と「Science Can Be Fun」。別に予...
ブロムカンプ新作『チャッピー』の予告編に出てくるあの人達は…南アフリカのレイヴ・ラッパーのDie Antwoordたち!
『第9地区』、『エリジウム』などの監督として知られるニール・ブロムカンプ監督と、両ブロムカンプ作品や『マレフィセント』で知られるシャールト・コプリーが主演ロボット役、そして南アフリカのラップ・レイブグループDie Antwoordの二人が本人役(!)で登場する映画だ。他にも『スラムドッグ・ミリオネア』のデーヴ・パテールやヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーなどの有名ドコロもでるようだ。 これまで『第9地区』、『エリジウム』、両SF作品を通して経済格差や人種差別問題を描いているブロムカンプ監督。今回は人工知能で自我を得たロボットを主人公に、『第9地区』と同じく監督の出身国である南アフリカで撮影されている。どんな作品になるのか非常に楽しみだ。映画については Kotaku Japan でも多少書かれているのでそちらも参照あれ。 この予告編を見る限り準主役的な役回りのDie Antwoordメンバーたちのことももっと知っていた方が作品を楽しめるだろう。なので今回はDie Antwoordについて軽くご紹介。 Die Antwoordはそれまでにもラッパーとして活躍していたリードラッパーNinja(Watkin Tudor Jones)と、もう一人のラッパーYolandi Vi$$er(Yolandi Visser)そして DJ Hi-Tek。彼らのラップは アフリカーンス語 や コサ語 、英語などを交えて歌われる。この内少なくともNinjaとYolandiが映画『チャッピー』に出演するようだ。 Die Antwoordの音楽/ヴィジュアルスタイルは「Zef・カルチャー」という南アフリカの白人労働者階級のスタイルを取り入れたものだそう。実際にミュージックビデオを見ていただくとその言わんとするところがわかりやすいだろう。 2012年リリースのセカンド・アルバム『Ten$ion』から「Baby's On Fire」を見てみよう。 『Ten$ion』はUSビルボードのHeatseekersアルバムランキングで2位を記録している。 2009年に『$O$』をオンラインで無料リリースしていたが、後にInterscope Recordsと契約し、そちらから再リリース。 こちらは『$0$』から「Enter the ...
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