Bodies Without Organs - Prototype スウェーデン

あのArmy Of Lovers(スウェーデン)の髭のおじさん、Alexander Bardの新たなプロジェクト、BWO(Bodies Without Organs)。

Army Of Loversと同じくスウェーデン2003年結成。リードボーカルのMartin Rolinskiとボーカル/ラップトップ(!)のAlexander BardとMarina Schipitjenkoの3人から成る。リードボーカルのMartinはアメリカンアイドル系の番組Popstarsに参加していたところを目につけられたそうな(優勝とかはしなかったそうだが)。
(http://www.lastfm.jp/music/Bodies+Without+Organs/+wiki)


この2004年のファーストアルバムは最初にロシアで発売され、スウェーデンではシングルを7曲もTOP20に入れた。ウクライナでもTOP5シングルを5曲、ハンガリーではTOP5シングル2曲。レバノンではGoneがナンバーワンヒットに。
現代風の男性ボーカルダンスポップ。アルバム全体を通して聞くと全体的にちょっとゆっくり目のダンスポップである。80年代っぽい雰囲気。

1曲目はSixteen Tons Of Hardware。現代風のダンスポップなんだけど途中に入る音(なんと表現するか分からない。“ギャン”とか?)がArmy Of Loversぽい。なおかつメロディーと歌詞はCoolio(アメリカ)のGangsta's Paradiseっぽい。

13曲目、GoneはまさにArmy Of Lovers的な感じ。この曲は2005年のMelodifestivalenに出され、セミファイナル4組ある内のひとつで8位中5位に終わったとの事。Schlagerフェスティバルとも呼ばれると言うMelodifestivalenにこのGoneのメロディー。Schlagerだ。(SchlagerとMelodifestivalenに関しては前回の投稿を参照のこと。)
このアルバムの他の曲も大体Schlager的で、AmazonやHMVのレビューで懐かしい感じと言われているのも頷ける。しかしその一方で歌詞の中にはメールやiPodなど現代風な題材を取り上げて神や天使といった題材と絡めてみたり(6曲目Voodoo Magic、お薦め。)となかなか面白い。

個人的にはなんだかちょっと南国風のサウンドのRhythm Divine以外の曲は好き。なんだかこういった音とは相性が悪いんだよね。

カッコいいつくりのビデオの中にもちょっと笑い(そこはもちろんAlexander Bardによる)があったり、いくらかのビデオにはミュージックビデオにはJean-Pierre Bardaも出ていたりとArmy Of Lovers好きの人も見逃せない。
以下はYouTubeへのリンク。

可笑しくてそこがまた魅力的なArmy Of Lovers的ともいえるビデオ(といっても性的表現は控えめだが)。本アルバムでは1曲目の
Sixteen Tons Of Hardware

代替臓器の宣伝が、、、な本アルバム2曲目(歌詞の内容はアメリカ制覇!なんだけど)。
Conquering America

4曲目
Open Door

6曲目、ライブ版
Voodoo Magic

12曲目
Living In A Fantasy



その他の曲が視聴したい場合はこちらへ。このリンク、“購入”と書いてある以外のところをクリックすれば商品説明のページにいけます。




上記リンク先はUK版の商品で在庫切れですので購入されたい方は2,237円のこちら、えーとこれもやっぱりUK版。






おまけ:
リードボーカルが決まるまでには35人のボーカリストをオーディションしたそうだ。
Marinaはアートディーラーで、Bardの前のプロジェクトVacuumのメンバーでもある。
(Wikipedia 20 April 2008, at 17:59 http://en.wikipedia.org/wiki/Bodies_Without_Organs)

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主にスウェーデンのダンスポップ系のとか、海外アーティストの歌ってる日本語の歌とか、ごちゃごちゃ